三善英史がM-1参戦!“意中男性”も告白

[ 2008年10月14日 06:00 ]

「みよしとみよし」の三善英史(左)とちゃらんぽらん富好、コンビ結成を後押ししたオール阪神(右)

 バイセクシャルとカツラをカミングアウトした演歌歌手の三善英史(54)が13日、ちゃらんぽらん富好(48)と漫才コンビ「みよしとみよし」を結成しM―1グランプリに参戦することを表明した。なんばグランド花月(大阪市)の舞台にも立ち、結成を仲介したオール阪神(51)に好意を抱いていることも告白。デビュー曲「雨」以降は、ヒットに恵まれていなかったが“ゲイは身を助く”となるか!?

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 バイセクシュアルもカツラもネタにした。1972年の日本レコード大賞・新人賞を受賞したヒット曲「雨」も笑いのために歌った。“笑いの聖地”花月での初舞台。三善は着流し姿で臨んだ10分間を「緊張で手が震え、声も出なかった」と振り返った。
 そもそもバイセクシュアルを公表した三善が、好きなタイプにオール阪神を挙げたことが参戦の発端だった。テレビ番組のロケで一緒になった際、撮影中はもちろん、休憩中も引き気味の阪神に構わず腕を組んでいたという。恐妻家の阪神が良美夫人に相談すると「女はあかんけど三善さんならいい」と言われ、「嫁公認で交際」(阪神)するように。しかも、酒の勢いとはいえ、唇も奪われたという。
 一方の富好は今年2月に漫才コンビ「ちゃらんぽらん」を解散し、ピン芸人として活動していたが、9月に都内の舞台で転機が訪れた。別々に出番が予定されていた三善と富好に阪神がコンビ結成を促すと、三善は愛する人の言いつけは絶対とばかり「ハイ、やります」と即答。富好は「あなたは大嫌いなタイプと言われた。ボクもそんな気ない」と“恋愛関係”への発展は否定したものの、三善の意外な笑いのセンスは認め「みよしとみよし」が誕生した。
 M―1初戦は23日。敗退なら解散するが、優勝した場合は賞金1000万円を2人で300万円ずつ、残り400万円を阪神夫妻に渡す予定だ。「そのためにも頑張ってもらわな」と阪神からハッパをかけられた三善は「この年齢で新しいことをさせてもらえるなんてうれしい。阪神さんにお会いできるし」と最後まで瞳を潤ませていた。

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2008年10月14日のニュース