“第2の故郷”和歌山がコブクロ一色に

[ 2008年9月7日 06:00 ]

会場に集まった2万5000人のファン(右)(下)“第2の故郷”和歌山で10周年記念ライブを開いたコブクロの小渕健太郎(右)と黒田俊介

 人気デュオ「コブクロ」の結成10周年を記念した野外公演「ファンフェスタ2008」が6日、所属事務所のある和歌山市内の紀三井寺運動公園陸上競技場で開催された。羽田空港からは日本航空が「5296(コブクロ)」便とするチャーター便を運航するなど、全国から2万5000人が集合。メンバー2人にとって“第2の故郷”はコブクロ一色となった。

 17曲目のラスト「桜」はマイクを置き、アカペラで歌った。静まり返った場内に、息の合ったハーモニーが響く。大ヒット曲を歌い終えると、一転、大きな拍手に包まれた。無名時代、路上で声をからした“原点”に回帰するかのようなフィナーレだ。

 「きょうで最高の11年目が来ると信じられた。ありがとう!」。小渕健太郎(31)は胸を張った。

 この1曲前では、結成10年を記念した新曲「時の足音」(10月29日発売)を初披露。出会ったころを振り返り、小渕が作詞、作曲した。身長1メートル68の小渕はかつて、1メートル93の黒田俊介(31)から「おまえ、背が低いな。オレたち時計の針みたいやな」と言われたという。そして「長さも回るスピードも違うけど重なり合い、すれ違い、また同じ場所に帰ってくる」との思いを込めて、節目にふさわしい1曲に仕上げた。

 和歌山には所属事務所があり、デビュー前から何度も路上ライブを繰り返した地。99年に初めてマリーナシティの駐車場でライブを行った時の観客は4500人だった。昨年末に「蕾」で日本レコード大賞を受賞し、その5倍以上のファンが集まった。

 炎天下、「永遠にともに」「風」などのヒット曲を次々と披露。長身の黒田が「太陽に一番近い男なんで」と笑いを誘うなど、約2時間半にわたってトークでも沸かせた。

 関西空港までチャーターしたJAL5296便の機内では、2人のビデオメッセージや昨年のイベントの模様などを上映。200組400人のファンが公演前から熱気ムンムン。コブクロとファンにとって忘れられない「9・6」となった。

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