ベネチア国際映画祭 日本3作品主要賞逃す

[ 2008年9月7日 03:11 ]

金獅子賞を獲得した「レスラー」主演のミッキー・ローク(左)とアロノフスキー監督

 イタリアで開催中の第65回ベネチア国際映画祭で六日、北野武監督の「アキレスと亀」と、宮崎駿監督「崖の上のポニョ」、押井守監督「スカイ・クロラ」の日本映画3本はいずれも主要賞を逃した。

 「アキレスと亀」は、ひたすら芸術を追い求める売れない画家と妻の物語。「崖の上のポニョ」は、人間になろうとする魚の少女と男の子の交流を描いたファンタジー。「スカイ・クロラ」は永遠に戦闘を続ける宿命を負った思春期の男女を描いた。

 3作品とも公式上映などでは高く評価する声があり、受賞の期待が高まっていた。審査員長はドイツのビム・ベンダース監督。最高賞に当たる金獅子賞にはミッキー・ローク主演の「レスラー」(ダーレン・アロノフスキー監督)が選ばれた。「レスラー」は、かつてスターだった中年のプロレスラーが、心臓病で医師から引退を宣告され、自身の人生を見つめ直す物語で、落ちぶれた元人気レスラーを熱演したミッキー・ロークは「審査員が正しい結論を下してくれたことを感謝している」と語った。

 映画祭の公式各賞とは別に、特殊効果を用いた作品を対象とする「フューチャーフィルムフェスティバル・デジタル賞」に「スカイ・クロラ」、同賞の特別賞に「崖の上のポニョ」が選ばれた。

 ほかの主な賞は次の通り(敬称略)。
 銀獅子賞(監督賞)=アレクセイ・ゲルマ(「ペイパーソルジャー」)▽審査員特別賞=「テザ」(ハイレ・ゲリマ監督)▽最優秀男優賞=シルビオ・オルランド(「ジョバンナの父」)▽最優秀女優賞=ドミニク・ブラン(「他者」)(共同)

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