柳楽優弥が一時重症、薬物数十錠を服用

[ 2008年8月30日 06:00 ]

精神安定剤を大量に摂取して一時重症だった柳楽優弥

 映画「誰も知らない」で2004年のカンヌ国際映画祭の最優秀主演男優賞を、史上最年少の14歳で受賞した俳優の柳楽優弥(18)が29日午前2時20分ごろ、東京都品川区の自宅マンションで薬を大量に服用し、近くの病院に運ばれた。一時重症となったが、命に別条はないという。精神安定剤を数十錠のんだといい、自殺を図った可能性もある。

 柳楽が倒れているのが見つかったのは、家族と暮らすマンションの自室。未明の住宅街に救急車のサイレンが響き、一時騒然とした雰囲気になった。
 本紙の取材によると、のんだのは精神安定剤数十錠。フジテレビはこの日夕のニュースで百十数錠と報道した。東京消防庁などでは詳しい状況を明らかにしていない。
 急性薬物中毒で一時重症となったが、現在は容体は安定。命に別条はないという。マンション前や搬送された近くの病院には、それぞれ20人以上の報道陣が集まった。所属事務所は「情報が錯そうしており、事実関係を確認中」と話している。
 柳楽は今月16日付の公式ブログで「ここ1年間で俺(オレ)、体調崩しちゃってました。露出が前より減ったのも、その影響があるんだ」「ちょっと一瞬ヘタレになった」などと悩みを吐露するような書き込みをしていた。また、病院に通っていたという。
 芸能界入り直後に「誰も…」のオーディションに合格し、主演で俳優デビュー。ドキュメンタリータッチの作品で、ほぼ“素”で演じた少年役が高い評価を得て、日本人で初めて、中学3年生でカンヌ最優秀主演男優賞を受賞。国内でも複数の新人賞を受賞し、一躍注目の俳優となった。
 05年の「星になった少年」、06年の「シュガー&スパイス 風味絶佳」、07年の「包帯クラブ」と1年に1本のペースで映画に主演。CMにもひっぱりだことなった。最近も新たなCMを撮ったばかりだった。
 今年になって本人の悩みなどが理由で、事務所と話し合って俳優業を一時休業。映画出演のオファーも複数あったが、断ったという。映画関係者は「ものすごくまじめで、マネジャーが弁当を持って来ても“僕にそんなことしないでください”と言うほど」と話した。急にスポットライトを浴び、周囲の期待も高まって相当なプレッシャーを感じていたようだ。

 ◆柳楽 優弥(やぎら・ゆうや)1990年(平2)3月26日生まれ。東京都出身。02年に「友人が所属していたから」という理由で大手芸能事務所に応募し、芸能界入り。映画のほか、テレビドラマは03年フジテレビの「クニミツの政」、04年のテレビ朝日「電池が切れるまで」に出演。「俳優かサッカー選手か」と言うほどのサッカー好き。血液型A。

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