安宿の女将 実はお金をためこんでいて…

[ 2008年7月28日 06:00 ]

舞台「がめつい奴」に出演する劇団「東宝現代劇75人の会」を中心とするメンバー

 今年度のスポニチ文化芸術大賞で優秀賞を受賞した「劇団東宝現代劇75人の会」の第23回公演「がめつい奴」が、30日から東京・池袋の東京芸術劇場で上演される。創設から毎夏行っている定期公演で、今年は同劇団の母体となった「劇団東宝現代劇」の設立者で劇作家、故菊田一夫氏の生誕100年記念でもある。

 「がめつい奴」は、「放浪記」と並ぶ菊田氏の代表作。大阪の釜ケ崎地区を舞台に、お金をためこんでいる安宿の女主人をめぐる悲喜劇。演出の丸山博一(73)は27日、都内の稽古場で「まだ互いに助け合っていた時代に、個人の欲望がテーマの作品。先生は時代を先取りしていた」と話した。
 優秀賞の受賞で、劇団員も例年以上に張り切っている。女主人をダブルキャストで演じる竹内幸子(70)大川婦久美(53)は「現代がいかに幸せか、再認識していただける作品にしたい」と声をそろえた。当初は出演予定がなかったベテラン青木玲子(75)は「記念公演なので出たかった」と、丸山に通行人の役を新設してもらい舞台に立つ。8月3日まで。

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