伊勢谷&佳乃 カンヌでおしどり会見

[ 2008年5月15日 06:00 ]

第61回カンヌ国際映画祭のオープニング作品「ブラインドネス」の公式会見に登場した伊勢谷友介(右)と木村佳乃

 第61回カンヌ国際映画祭が14日、フランスのカンヌで開幕した。オープニング上映は、交際中の俳優・伊勢谷友介(31)と女優・木村佳乃(32)が出演したカナダ・ブラジル・日本合作「ブラインドネス」で、最高賞のパルムドールを競う「コンペティション部門」出品作。現地入りした2人は写真撮影で、初のツーショットを披露。会見でも隣の席で談笑するなど、交際は順調のようだ。

 華やかな映画の祭典のオープニング会見に、木村は「やっぱり日本人ですから」と自ら選んだ桜の柄の着物姿で現れた。そんな彼女をグレーのスーツの伊勢谷がエスコート。着席時に伊勢谷が木村のポーチをさりげなく持ってあげるなど、カンヌで仲むつまじい姿を披露した。司会からは「夫婦役です」と紹介され、互いに少し恥ずかしそうに笑った。
 米アカデミー賞に4度ノミネートされた今作の主演女優ジュリアン・ムーア(47)、メキシコの人気俳優ガエル・ガルシア・ベルナル(29)ら国際的スターとの登壇にも、落ち着いた様子。2人とも英語が堪能だけに、ムーアらのジョークに笑ったり、相づちを打ったりと場に溶け込んでいた。
 作品は、人間が次々と失明し、施設に隔離された彼らが人間としての本性をさらけだしていく社会派ドラマ。「もし同じ状況になったらどうするか?」の質問に、木村が「私ならどうするでしょう…」と返答に詰まると、すかさず伊勢谷が「(劇中でリーダーシップを発揮する)ムーアを捜そう」と助け舟。絶妙なタイミングに、各国の報道陣からも笑いが起きた。
 途中、伊勢谷は、自分の前に用意されていたミネラルウオーターと木村の前にあった炭酸水をさりげなく交換。木村の好みは熟知しているようで、交際が順調であることをうかがわせた。
 会見前に行われた公式写真撮影では、熱愛発覚後、初のツーショットも披露。夜にはオープニング記念のレッドカーペットを歩くなど行事が続いたが、2人で世界最大の映画祭を満喫しているようだった。

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2008年5月15日のニュース