覚せい剤使用の岡村被告に懲役2年6月求刑

[ 2008年5月2日 11:23 ]

岡村靖幸 3度目覚せい剤逮捕(2008年02月07日)

 東京都新宿区の自宅で覚せい剤を所持、使用していたとして、覚せい剤取締法違反の罪に問われた歌手岡村靖幸被告(42)は2日、東京地裁(河本雅也裁判官)の初公判で、起訴事実を認めた。
 検察側は懲役2年6月を求刑し、弁護側は寛大な処分を求め結審した。判決は8日。
 岡村被告が覚せい剤をめぐり逮捕されたのは3回目。2005年には、執行猶予中に使用したとして実刑判決を受けた。
 検察側は冒頭陳述で「被告は24歳ごろから薬物を使用し、密売人から覚せい剤を自ら購入していた」と指摘。06年12月に仮釈放された直後から、覚せい剤を再び使い始めたという。
 この日の岡村被告は、黒ぶち眼鏡にスーツ姿。被告人質問では、ぼそぼそとした口調で「不眠不休で仕事を頑張り、(ファンの期待に)応えようとしたがうまくいかず、つい手を出した」と述べた。最終意見陳述ではファンらに謝罪、自作の詩も読み上げた。
 起訴状によると、岡村被告は今年2月、新宿区の自宅で少量の覚せい剤を加熱して吸引したほか、0・231グラムの結晶を所持していた。
 公式サイトによると、岡村被告は1986年にデビュー。「だいすき」などのヒット曲や有名歌手への楽曲提供でも知られる。

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2008年5月2日のニュース