キロロ はしかの予防接種を訴え

[ 2008年4月8日 17:27 ]

 はしか対策を議論する厚生労働省の有識者会議「麻しん対策推進会議」のメンバーになった沖縄県出身の女性デュオKiroro(キロロ)の金城綾乃(30)と玉城千春(30)が8日、沖縄県庁に仲井真弘多知事を訪ね、予防接種の大切さなどを訴えた。

 2歳の女児を育てている金城が「子どもが生まれてから予防接種の大切さを学び、母親代表として(有識者会議に)選ばれました」と話し掛けると、知事は「日本のはしかの根絶に向かって頑張ってください」とエールを送った。
 沖縄では1999年―2001年にはしかが大流行し、乳幼児九人が死亡。これをきっかけに、感染が疑われる段階で県が医療機関から報告を受ける「全数把握制度」を全国に先駆けて実施し、感染拡大の防止に生かすなど、はしか対策に力を入れている。

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2008年4月8日のニュース