浅野忠信「苦労報われた」オスカー候補

[ 2008年1月24日 06:00 ]

主演映画が米アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされ、喜びを語る浅野忠信

 俳優の浅野忠信(34)が主演しているカザフスタン映画「モンゴル」が第80回米アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされ、23日、浅野が都内で会見した。全編モンゴル語で、中国奥地で行われた撮影では通訳以外、日本人は浅野1人。「苦労が報われた」と大喜びした。2月24日(日本時間25日)に米ロサンゼルスで行われる授賞式にも出席する予定だ。

 映画人のあこがれアカデミー賞に主演作がノミネートされた浅野は、紅潮した顔で会見場に現れた。「撮影では大変な時間を過ごしたので、こういう形で結果が出て本当にうれしいです」と素直に喜びを表現した。
 カザフスタンを中心にロシア、ドイツ、モンゴルによる合作で、製作費約50億円の超大作。チンギス・ハンの幼少時代からモンゴルを統一するまでを、重厚なアクションを交え描いた作品。浅野は日本、韓国、中国、米国の4カ国で行われたオーディションを勝ち抜き、チンギス・ハン役を射止めた。
 撮影は2005年から2年間にわたって行われ、直前には4カ月間、モンゴル語と乗馬を特訓。「モンゴル語での撮影は本当に大変でした。スタッフの言葉も分からなかったですし…報われた」と笑った。最長で2カ月半、内モンゴルに滞在。「日本食が恋しくなって、そばやレトルト食品を送ってもらうよう頼んだけど、そばはつゆだけでした」と苦労を語った。
 母親が米国人とのハーフで、自身にも米国の血が流れる。「アメリカは身近に感じてました。これを機会に、アメリカの映画作りに食い込んでいければ」とハリウッド進出にも意欲をみせた。
 同作は昨年9月のトロント国際映画祭で初披露され、全米では6月に公開予定。会場で日本公開も内定したことを知り「これだけ頑張った作品だから…よかった。日本語吹き替えは、オレやりますよ」と立候補した。
 ノミネートの対象は作品だが、通常は主演俳優も授賞式に出席。脚本家ストライキの余波で中止も噂されるが「ぜひレッドカーペットを歩きたい。波は乗れるうちに乗っておかないと」と“聖地”に乗り込む自分の姿を思い描いていた。

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