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“アンチ尚弥”米メディアが加齢を指摘「やつれているように見える」ピカソ戦も「全盛期なら一方的だが…」

[ 2025年12月24日 16:33 ]

世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ   統一王者・井上尚弥(大橋)<12回戦>WBC2位 アラン・ピカソ(メキシコ) ( 2025年12月27日    サウジアラビア・リヤド ムハマド・アブド・アリーナ )

<リヤドシーズングランドアライバル>インタビューに答える井上(撮影・島崎忠彦)
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 ファンの間で“アンチ尚弥”とされる米専門メディア「ボクシングニュース24ドットコム」が、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)の「年齢問題」を取り上げた。

 オリー・キャンベル記者は「年齢は今や井上尚弥を巡る話題の一部となっているが、1年前はそうではなかった」と書き出した。「ファイターが、自分自身が衰えたと思うことはめったにない。ただ、これまではなかった代償を支払うだけだ」と一般論を示した上で、「井上もそんな状況に来ている。30代前半だが既にフレッシュな印象はなく、やつれているように見える。顔のダメージは前よりも長く残り、リカバリーしている様子も見られない」と自身が受けた印象を記した。

 同記者は、井上がアウトボクシングで快勝した9月のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)戦で「長時間プレッシャーを受け続けていた」、5月のラモン・カルデナス(米国)戦でのダウンも「かつては考えられなかったからこそ記憶に残る場面となった」と指摘。「井上は試合を支配することで名声を築いてきたが、最近の試合では完璧とは言えない」と評し、「トレーニングキャンプは不安を増幅させた。井上は122ポンド(スーパーバンタム級のリミット)まで減量するが、明らかに疲れ切った様子で、引き締まっていないし、シャープさにも欠け、まるで衰弱しているようだ。減量は以前よりも彼の体力を奪っているようだが、年齢が真っ先に現れるのが減量だ」と酷評した。

 フェザー級に上げれば問題は解決するという同記者は「しかし、井上はそうしようとしない。フェザー級に上げれば(WBO王者の)ラファエル・エスピノサ(メキシコ)と対戦しないといけないからだ。もし階級を上げてエスピノサと戦わなければ。井上は最高の対戦相手を避けているとみなされるだろう」と、エスピノサを恐れて階級変更をためらっていると言わんばかり。「井上は依然として高い技術を持っており、パワーは衰えていない。タイミングも依然として一流だが、余裕はなくなっている。より正確なパンチを出さないとミスを取り返せない。かつては受けても問題がなかったパンチも、ダメージが残るようになった」と分析し、27日のアラン・ピカソ(25=メキシコ)戦について「井上が全盛期なら一方的な展開になるだろう。だが、少しでも加齢の影響が出ているのなら、それが如実に現れる試合になる。土曜日の試合は井上がまだ勝てるかどうかが問題ではない。ミスをしない井上がまだ健在かどうかだ。年齢はこうした疑問に粛々と答えを出す。時々、予想よりも早く」と不気味な“予言”で締めくくった。

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