IBFの当日計量は両者とも規定内体重でパス　初挑戦の重岡銀次朗「もう少し寝たい」

当日計量を終えた重岡（左）とバラダレス
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　プロボクシングIBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦（エディオンアリーナ大阪）の当日計量が6日、大阪市内のホテルで行われ、王者ダニエル・バラダレス（28＝メキシコ）は厚着のまま約52キロ、挑戦者の同級5位・重岡銀次朗（23＝ワタナベ）は51・5キロでパスした。当日計量では前日計量から10ポンド（4・5キロ）まで増量が認められている。前日計量でバラダレスは47・5キロ、重岡は47・6キロだった。

　バラダレスは天秤式の体重計に乗り降りする際につまずいて苦笑い。それでも重岡に握手を求めるなど陽気だった。一方の重岡は真面目な表情を崩さず、「これから殴り合う相手とは仲良くなれない」とポツリ。前夜はよく眠れたそうで、「4・5キロ食ったことはないので大丈夫」と、うどんなどでリカバリーに努めたという。世界初挑戦も「めっちゃ落ち着いている」と高ぶった様子はなく、「試合が遅いのでもう少し寝たいですね」と話した。