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渡嘉敷氏&竹原氏&畑山氏 井岡一翔の2団体統一戦を回顧、竹原氏「命拾いした」畑山氏「意外と苦戦した」

[ 2023年1月6日 07:00 ]

(左から)竹原慎二氏、渡嘉敷勝男氏、畑山隆則氏
Photo By スポニチ

 ボクシングの元世界王者、渡嘉敷勝男氏(62)、竹原慎二氏(50)、畑山隆則氏(47)が6日までにYouTubeチャンネル「渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 公式チャンネル」を更新。昨年大みそかに行われたWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔の2団体統一戦を振り返った。

 井岡はWBA同級王者ジョシュア・フランコとの王座統一戦は、プロ32戦目で初の引き分け。WBO王座6度目の防衛に成功したが、WBA王座を奪うことはできず、12年にWBC&WBA統一王者となったミニマム級に続く2団体王座統一はならなかった。

 引き分けの結果について畑山氏は「う~ん。そうかなぁ~って感じでしたね」と言葉を濁した。竹原氏は「命拾いしたなって感じですね」と率直な感想を述べた。出来についても「前回の試合もちょっと不甲斐なかったけど一番出来がよくなかったね。スッキリしない試合でしたね。もっと圧勝すると思ってました」と辛口に評価した

 畑山氏はスピードの衰えを感じたという。「井岡くんも33歳ですか。軽量級はスピードが衰えてくるんで、年齢を重ねるときつくなるってよくいうじゃないですか。年齢的な衰えみたいのがあるんですかね」と口にした。相手についても「やっぱりタフでしたよね。手数が多かったってことですよね。手数が最後まで衰えなかった」と戦前の予想以上にタフな相手だったと分析した。「実績からすれば圧倒的に井岡君の方があるから完勝するかな?と思ったんですけど意外と苦戦した感じでしたね」と話した。

 渡嘉敷氏は「的確なパンチよりも強いパンチまでは当たってなかったんで倒せなかったのかなと思います。相手がどんどん出てきたということもあって見栄えが悪くて引き分けだったのかなと思います」と語った。

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2023年1月6日のニュース