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尾川堅一の仕上がりに太鼓判 田中繊大トレーナー「理想的な落とし方でした」

[ 2021年11月27日 14:49 ]

<IBF世界スーパーフェサー級王座決定戦>尾川堅一の状態などについて語る帝拳ジム・田中繊大トレーナー(撮影:杉浦 大介通信員)
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 プロボクシングIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦(27日=日本時間28日、米ニューヨーク)の前日計量が26日(同27日)に行われ、4年ぶりの世界戦で悲願の王座獲得を目指す同級3位・尾川堅一(33=帝拳)はリミット(130ポンド)を0.6ポンド下回る129.4ポンド(約58.6キロ)、対戦相手の同級2位アジンガ・フジレ(25=南アフリカ)は129.6ポンド(約58.7キロ)でクリアした。

 計量後、尾川に同行している田中繊大トレーナー(49)に尾川のこれまでの調整や現在のコンディションなどを聞いた。(聞き手・杉浦大介通信員)

 ――調整は順調だった?
 「今のところはすごい順調ですね」

 ――アメリカということで多少ハンデがあったと思うが。
 「機嫌良くずっと毎日過ごしていましたね。あまり食べられないから、部屋でずっと休んでいることが多いですから、日本にいる時と変わらないですね」

 ――ステーキ、ベーグルなど食べているという話だったが。
 「食べてましたね。全部は食べれないですけど、味見するくらいは食べれてましたからね。食べて、動いて、汗かいてという。食べれるからすごい動けるんで汗も出る。理想的な落とし方でしたね。最後まで苦労しないで落ちましたからね」

 ――4年前のラスベガスと今の違いは
 「本人がよく頭を使うようになったということですかね。一生懸命考えるところがありますし、モチベーションもかなり高いですしね。だれることもなく、最後までキチンとやってましたね」

 ――相手に関して気をつけるべき点は?
 「懐が深いサウスポーでディフェンスがいいのでムキになって空回りをしないように」

 ――尾川本人は距離をつぶすことが大事だと話していた。
 「そういうパターンと、通用しない場合の違うプランも立てなきゃということで、違う動きも少しやってます」

 ――相手の得意パンチはフックだが。
 「そうですね、それはすごく気を付けていますね。ただ、本人は絶対に大丈夫だと自信を持っているみたいですけどね。自分のパンチの方が先に当たると言い切ってますけど。まあどうでしょうね」

 ――体重調整に限らず、トレーナーの視点から見ても今回は順調なのか?
 「今のところ順調ですね。ただ、あれから3年以上過ぎているから肉体的な変化がどれくらい出ているかですよね。耐久力とかそういうのは実際、小さいグローブでやらないと分からないところがあるので。(昨年10月の)西谷和宏戦ではダウンしていますし」

 ――西谷はやりにくそうな相手だった。
 「そうですね。1回ダウンしたときは危ないな、これはダメかなというくらい効いていたんですけど、そこでしのぎ切ったところで逆にすごいなと思いましたね」

 ――本人は2回KOを宣言している。
 「そのくらいの気持ちでいないと、ファイトにはならないと思っているんでしょう。様子を見ようなんてしていたら、だらだらとポイントを取られると思うので。いかにメリハリをつけるかですね」

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