「ヒツジを96匹まで数えて寝た」入江、圧勝発進に「勝ったので100点満点」

[ 2021年11月27日 11:49 ]

ボクシング全日本選手権第4日 ( 2021年11月27日    東京・墨田区総合体育館 )

<2021全日本ボクシング選手権大会>女子フェザー級準決勝1R、試合後報道陣の質問に答える入江(撮影・島崎 忠彦)
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 女子フェザー級準決勝が行われ、東京五輪同級金メダリストの入江聖奈(日体大)は美坂穂香(青森大)に2回1分54秒RSC(レフェリーストップコンテスト)勝ち。五輪後初の実戦で圧勝して28日の決勝へ進んだ。松持亜実(日体大)を相手に、鳥取・米子西高3年だった18年大会以来の優勝を目指す。

 持ち味の左ジャブで圧倒した試合は1回に左カウンター、2回に右ストレートでそれぞれスタンディングダウンを奪い、さらに右を打ち込んだところでレフェリーが試合をストップ。課題としていたボディーも途中から決まりだし、上への攻撃につなげる効果をもたらした。

 試合後にインタビューに応じると開口一番、「おとといの夜ぐらいから凄いドキドキしていて、昨日の夜は“ヒツジが1匹”とかあるじゃないですか、あれ96匹まで数えながら寝て、めっちゃ緊張してたんですけど、何とか勝ててよかったです」と“入江節”を披露。「RSC以上に、打てたことがうれしい」と自賛したボディーについては、「インターバルの時に(浅村)監督から“ちゃんと打て”と言われて、2ラウンド目から意識するようになったらコンビネーションが効果的に決まるようになった」と明かし、「ボディーはいつもカウンターをもらいそうで怖いんですけど、今日はもらうこともなく、意外ともらわないのかなと思いました。男子みたいにきれいに打てたらいいけど、その域まで行けてないので、まだまだ鍛錬が必要だなと思いました」と説明した。一方で生命線のジャブについては「本命のジャブしか打たなかったので。もっとディフェンスがうまい選手は(カウンターを)合わせてくると思う。そこは修正しないといけないと思いました」と厳しかったが、自己採点を問われると「勝ったので100点満点でお願いします」とスマイルを浮かべた。

 全日本選手権は3年(2大会)ぶり2度目の優勝を目指す。全日本について「ちょっとカッコ良く言ったら、世界に羽ばたくためのスタート地点と思っている。ここを取らないと国際大会へ派遣してもらえないので、何がなんでも取るぞという気持ちで頑張りたい」と表現。五輪金メダリストとなり「既に羽ばたいてるのでは?」と問われると「また次の目標がある。スタート地点に戻っているので、謙虚に頑張りたい」と語った。

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