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村田諒太「最強を証明したい」 ゴロフキンとの国内最大級のビッグマッチ12・29実現

[ 2021年11月12日 14:38 ]

<世界ミドル級王座統一戦記者会見>フォトセッションで対戦相手のゴロフキンが大きく描かれた背景をバックに笑顔を見せる村田(撮影・木村 揚輔)
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 プロボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太(35=帝拳)が12日、東京都内で会見し、12月29日に、さいたまスーパーアリーナでIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)と王座統一戦を行うことを発表した。

 国内最大級のビッグマッチの実現。村田は「一番尊敬している選手。一緒に練習したこともありますし、紳士的な対応も尊敬している。何より実績がすごい。彼を倒して僕が最強だということを証明したい」と意気込みを語った。

 村田にとってゴロフキンはプロに転向した時からの目標であり、2014年には一緒にトレーニングし、スパーリングでグローブを交えたこともある。「世界の壁の厚さ、高さを感じ、そこに登ってみたいと思った」と振り返る。それから7年、ついに対戦が実現する。ゴロフキンのプロ戦績は41勝(36KO)1敗1分だが、村田は「ミドル級史上でも最強。1敗1分けも僕の中ではどちらも勝っていた試合。事実上全勝の負けていない選手」と評し、「自分のベストを尽くす。結果は神様のみが知っているので最高の状態に仕上げて最高の自分を見せたい」と抱負を語った。

 ゴロフキンはリモートで会見に参加し、「「初めてプロとしての試合を日本で行うのは光栄。きっと素晴らしい試合になる。この試合は誰もが忘れられない記憶に残る試合になるだろう」と話した。

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