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入江 日本女子初快挙へ“トノサマガエル作戦”、3日フェザー級決勝

[ 2021年8月3日 05:30 ]

東京五輪ボクシング女子フェザー級の入江聖奈
Photo By スポニチ

 ボクシング女子フェザー級の入江聖奈(日体大)が2日、東京都内で非公開練習を行い、日本女子初の金メダルが懸かる3日の決勝に向けて最終調整した。20歳の新鋭は「私はチャレンジャー。気持ちのいい試合をしたい」と闘志を燃やした。

 対戦する29歳のネスティー・ペテシオ(フィリピン)は好戦的な左ファイターで入江によると過去2勝1敗。直近の対戦で勝利した昨年3月のアジア・オセアニア予選のように足を使って距離を保ち、左ジャブ、右ストレートを的確に当てれば勝機は十分。日本連盟の伊田武志女子強化委員長からはカエル好きの入江のために「詰め将棋をするトノサマガエル作戦」を伝授された。理詰めの攻めで頂点に立ちたい入江は「詰め将棋のことはよく分からないが、自分のボクシングをしたいです」と意気込んだ。

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2021年8月3日のニュース