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尚弥 圧巻の3回KO勝ち「ボディーで倒せることを示せて良かった」

[ 2021年6月21日 05:30 ]

WBA&IBF世界バンタム級タイトルマッチ12回戦   〇井上尚弥 KO3回2分45秒 マイケル・ダスマリナス● ( 2021年6月19日    米ラスベガス )

ダスマリナスに左ボディーを見舞う井上(AP)
Photo By AP

 モンスターが4団体統一へ大きく前進した。プロボクシングWBA&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(28=大橋)は19日(日本時間20日)、IBF1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)を3回KOで下し、WBA5度目、IBF3度目の防衛に成功した。

 【井上に聞く】
 ――試合を振り返って。
 「ボディーでも顔でもどちらでも倒せる準備はしてきた。ボディーで倒せることを示せて良かった」

 ――ボディーの有効性は分かっていた?
 「顔は的が絞りにくいなと思ったので、その段階で切り替えた」

 ――自己採点は?
 「80点ぐらい。足の運びがイマイチと、やっていて自分で感じたので」

 ――ドネア、カシメロは意識した?
 「もちろん。勝ったうれしさもあるけど、ドネア、カシメロの勝者と対戦できるかもという喜びが大きい。2人に対してアピールしたいという思いは、凄くありました」

 ――どちらと対戦したい?
 「ドラマチックなのはドネアでしょう」

 ――勝者を待つか、1試合挟むか?
 「(2人の対戦は)8月ですよね?順調に戦うことができるなら、まあ待ってもいいかなと」

 ――4団体統一に対する思いは?
 「バンタム級No.1を目指しているので、4団体統一は必要。あと少しだなという思いです」

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2021年6月21日のニュース