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尚弥のCM価値上昇中 4団体統一すれば契約料1億円超えも

[ 2021年6月21日 05:30 ]

バンタム級世界戦で勝利し、喜ぶ井上尚弥(AP)
Photo By AP

 2戦連続でファイトマネー100万ドル(約1億1000万円)と、軽量級では破格の待遇でラスベガスに迎えられた井上は、国内での価値も上昇中だ。ボクサーは王者から陥落すると大きくイメージが損なわれるため、CMなどに起用されにくい傾向があった。しかし、現在はアサヒ飲料「ウィルキンソン タンサン」、エステティック「MEN’S TBC」のテレビCMに出演中。20日からはトレーニング・ブランド「SIXPAD」の新CMも加わった。この3社を含め、ひかりTV、ミズノなど計8社と契約を結んでいる。

 統一戦に向かう今後は、価値がさらに上昇することは確実だ。広告業界に詳しい関係者は、「現在のCM契約料は3000万~4000万円とみられており、国内ボクシング界では村田諒太と並んで最高峰。勝ち続ければ、さらに上がっていくだろう」と話す。フロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオのCMギャラは100万ドル程度とされており、井上が過去に6人しかいない4団体統一王者となれば、レジェンド級まで上昇する可能性もありそうだ。

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