RIZIN東京ドーム大会　は6月13日に延期　榊原CEOがオンライン会見で発表

オンラインで会見し、東京ドームで開催する「RIZIN.28」の延期を発表した榊原信行CEO（YouTubeより）

　総合格闘技「RIZIN」の榊原信行CEO（57）が23日、オンラインで会見し、5月23日に東京ドームで開催予定だった「RIZIN.28」を6月13日に延期すると発表した。4都府県に緊急事態宣言の発出されることを受けての措置。5月30日の丸善インテックアリーナ大阪での「RIZIN.29」は予定通り開催する。

　榊原CEOは「緊急事態宣言が解除されて感染者の数が抑えられて、観客を増やせるであろうという期待を持っての延期」と説明。ファンクラブ先行などで発売済みのチケットに関してはスライドし、払い戻しにも応じるとし、新たなたチケットの発売スケジュールも発表した。

　入場者数に関しては「国や行政機関からの指導にもよるが」と前置きした上で、大阪大会が5000人程度を見込み、東京ドーム大会は「キャパの半分入れることを期待して2万5000人を最大の希望に前に進めたら」と話した。

　コロナ禍で暗い話題が多い中、榊原CEOは「格闘技界の力を結集して日本、世界中に勇気や元気、活力を発信できたら。必ずやります。最悪、無観客でもやる」と力強く宣言した。