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拳四朗、V8に自信「一方的な試合をします」 挑戦者久田とともに前日計量一発クリア

[ 2021年4月23日 11:39 ]

前日計量をパスした王者の寺地拳四朗(左)と挑戦者の久田哲也
Photo By 提供写真

 プロボクシングのWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦(24日、エディオンアリーナ大阪)の前日計量が23日、大阪市内で行われ、8度目の防衛を目指す王者・寺地拳四朗(29=BMB)はリミットを300グラム下回る48.6キロ、挑戦者で同級1位の久田哲也(36=ハラダ)はリミットの48.9キロでともに一回目でクリアした。

 計量後、両選手はオンラインで取材に応じた。本来は昨年12月に対戦する計画だったが、寺地の不祥事が発覚して延期。“みそぎ”の一戦に臨む寺地は「KOにはこだわらないけど、圧勝したい。一方的な試合をします」と8度目の防衛に自信満々。今回は計量後の恒例となっていた高級牛肉の差し入れなどはなく、「ホテルに戻って、おかゆを食べて回復させたい」と話し、「終わったらマクドのシェイクのミルキー味を食べに行きたい」と試合後に思いをはせた。

 2017年に寺地との日本タイトルマッチが直前で中止となり、今回が“3度目の正直”となる久田は「待たされた分、しっかり準備ができたので最高のパフォーマンスを見せるだけ」意気込み。無敗の王者に対し、自身は10敗しているが、「何度も泥水をすすってきた。悪い状況でも諦めずに戦えるのが僕の強み。どんな状況になっても諦めず、最後まで勝利を信じて戦うのみです」と力を込めた。

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