尚弥 年内に世界統一だ!「4・6」王座獲得記念日に28歳の誓い

[ 2021年4月7日 05:30 ]

太田トレーナー(右)を相手にミット打ちを行う井上
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 プロボクシングWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(27=大橋)が6日、横浜市内のジムで取材に応じた。次戦はIBF1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との指名試合が濃厚。井上は、7年前にプロ6戦目でWBC世界ライトフライ級王座を獲得した記念日に改めて目標とする4団体統一への決意を示した。

 初めて世界王者のベルトを巻いてから7年。井上は「必死にやってきて、気づいたら7年過ぎていたという感じ。追われる立場という感覚もない」と心境を語り、「引退した時に思うことがあるかもしれないけど、今は振り返る時じゃない」と言い切った。

 視線の先にあるのは4団体統一という野望の実現。そのためにも6月19日に米ラスベガスで開催が計画されているIBF1位ダスマリナスとの指名試合をクリアしなくてはならない。

 ダスマリナスは19年秋に井上の弟・拓真のパートナーとして来日した左ボクサーファイター。「ざっくりなイメージしかない」と言うが、1月のスパーリング再開からはサウスポー対策を始めており、「やりやすいと思う」と断言した。

 10日には28歳の誕生日を迎える。コロナ禍で27歳は1試合しかできなかったが、キャリア後半に入った自覚もあり、「28歳は3試合したい」と熱望した。

 ダスマリナスの次のターゲットは、昨年4月に対戦予定だったWBO王者カシメロ、そして拓真が敗れているWBC王者ウバーリだ。

 メディアやSNSを通じて挑発を繰り返すカシメロには「こんなやつから逃げる理由がない。いつでも倒す準備はできてる」とSNSで反撃。その真意を問われると、井上は「優しさですよ。一方通行じゃ、かわいそうだから少し気に掛けてあげた」と余裕たっぷり。対戦すれば、勝つ自信はある。理想は年内の4団体統一。まずは指名試合に集中する。

 ▽14年4月6日の井上尚弥―エルナンデス(大田区総合体育館) 井上は4度防衛中の王者を序盤から圧倒。左ジャブを突き、距離を詰めると左右のボディー、強烈な右ストレートを上下に打ち分けた。3回には右の強打で相手の左目上をカットさせたが、その回の終盤に左太腿裏がけいれん。4回以降は足を止めて打ち合わざるを得ず、接近戦を得意とする相手の土俵で闘いながら、6回2分54秒に右ストレートでTKO勝利。日本人最速(当時)のプロ6戦目で世界王座を獲得した。

 《他団体も動きだす》バンタム級世界戦線の中心にいるWBAスーパー&IBF王者・井上は、IBF1位・ダスマリナスとの指名試合が濃厚となり、他団体のマッチメークも動きだした。昨年4月に井上と対戦予定だったWBO王者のカシメロはWBA正規王者リゴンドー戦が浮上。WBC王者のウバーリは元5階級制覇王者でWBC1位ドネアと5月29日に対戦すると報じられている。

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