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【新日本】鷹木 13年前の雪辱果たしNJC4強!試合後EVIL&東郷が乱入しKOされる

[ 2021年3月17日 07:00 ]

新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2021」準々決勝   ○鷹木信悟―KENTA● ( 2021年3月16日    東京・後楽園ホール )

鷹木信悟
Photo By スポニチ

 新日本プロレスは、16日に後楽園ホール大会を開催し、「NEW JAPAN CUP 2021」準々決勝が行われた。メインイベントでは鷹木信悟とKENTAが対戦、23分を超える激闘の末に鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴンで勝利し、準決勝へ駒を進めた。

 鷹木とKENTAは13年前の08年3月20日、DRAGON GATE大田区総合体育館大会のセミファイナルでGHCJr.タッグを懸けて初対戦。この時は22分54秒でKENTAがGO 2 SLEEPから側頭部へ蹴り3連発で鷹木に勝利している。鷹木は試合後に病院に搬送された。

 13年を経て初のシングルマッチとなったこの試合。鷹木は真っ向から戦おうしたが、KENTAは、ラフ殺法を交え鷹木を小馬鹿にするムーブを見せながら試合を組み立てていく。試合中盤となった両者のエルボー合戦から試合はさらに激闘に。

 鷹木はMADE IN JAPANを狙ったが切り返してGAME OVERを決めるKENTA。ロープブレークに逃げられると続けてKENTAは、肩へのパントキックから肩への膝蹴りを決めてさらに投げっぱなしタイガースープレックスで鷹木を攻め続ける。さらに攻め続けようとしたKENTAに鷹木はカウンターのパンピングボンバーを決める。さらにMADE IN JAPANを決めるもカウント2。

 その後の打撃合戦を制したのはKENTA。続けてブサイクへの膝蹴りを決めるもカウント2。左膝のサポーターを外して必殺のGO 2 SLEEPを狙うが、鷹木は膝を受け止めてからデスバレーボムに。さらにパンピングボンバーを決めるがカウント2で返したKENTA。鷹木は必殺技のラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決めてカウント3。勝利した鷹木が初のベスト4へ駒を進めた。

 試合後、マイクを持った鷹木は準決勝で対戦するEVILについて話そうとするとEVILがリングに登場。リング上でにらみ合いになった鷹木とEVIL。すると鷹木の後ろからディック東郷が急所攻撃。さらにEVILと東郷のマジックキラーで鷹木をKO。EVILはマイクを持って「しゃべりすぎなんだよ。テメーごときが俺に勝とうなんて顔じゃねぇんだよコノヤロー!2連覇は俺のもんだよ!よく覚えとけ」と話して東郷と共にリングから去っていった。

 両者は決勝進出を懸けて20日にゼビオアリーナ仙台大会で対戦する。

 《13年前のKENTAのパートナー石森がゲスト解説「鷹木はパワーとスピードが進化しすぎている」》13年前にKENTAと鷹木の対戦時にKENTAのパートナーだったのが石森太二。石森はこの日、新日本プロレスの動画配信サイト「NJPW WORLD」でゲスト解説を務めた。石森は「13年前から鷹木が凄かった」と語った。「当時からハンパなかった。パンピングボンバーの威力は凄かった。アゴが外れるかと思った」と当時の対戦時を振り返った。試合中に鷹木のロープワークを見て「ロープワークの加速がハンパねぇよ。ジュニア並みに速えよ」と鷹木のスピードに驚いた。試合を制した鷹木に「なんだよあの加速は…パワーとスピードが進化しすぎているな」と真っ先に13年前からの進化を言葉にした。

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2021年3月17日のニュース