ラスベガスで次戦決定の井上尚弥に聞く「第2章のスタート。気合入れていい試合を」

[ 2020年9月9日 15:23 ]

WBA&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥
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 プロボクシングのWBA&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥(27=大橋)が9日、オンラインで記者会見を開き、10月31日(日本時間11月1日)に米ネバダ州ラスベガスのMGMグランドでWBA同級3位、IBF4位のジェーソン・モロニー(29=オーストラリア)と対戦すると発表した。井上との主な一問一答は以下のとおり。

 ――正式に試合が決まった。
 「いよいよという気持ちもあるけど、4月の試合が延期になってからずっと試合モード。いつでも試合ができるよう準備していた」

 ――この期間はどんな気持ちで過ごしていた。
 「延期になった時はいろいろと考えた。目のケガもあるし、激闘を制したばかりだったので、自分にはプラスになる期間だとポジティブに考えていた」

 ――モロニーについて。
 「タフでスタミナもあって技術も高い。自分の仕上がり次第と思って、対策しながら練習をしている。総合力ではカシメロより高い選手。しっかり対策していかないと危ない相手だと思う」

 ――ラスベガスでの試合。
 「もちろんうれしいけど、11月にあれだけの観客の前で試合をして、無観客でやりきれるか。しっかりイメージをつくって挑みたい」

 ――この試合のテーマは。
 「プロデビューから8年かかって、ゴールまであと8年とすると折り返し地点。ここが区切りの第2章のスタート。その一発目がラスベガス。気合を入れていい試合をしたい」

 ――世界中が自粛、行動制限となっている中での試合。
 「今回は日本のファンだけでなく世界のファンもテレビ観戦となる。その中でも自分の試合を通して元気、活力とか、また明日から頑張るぞと気持ちを出せるような試合を見せたい」

 ――コロナ後では日本男子初の世界戦。
 「この状況で試合ができることにもの凄く感謝しながら戦いたい」

 ――練習での無観客対策は。
 「まだしたことはないが、イメージトレになると思う。練習中の音楽?基本的には切った状態で練習している」

 ――体の静養という意味で延期はプラス。
 「右目も完治したし、(傷口が)開きやすい状態だったので。1年で完全に回復することができた」

 ――勝つイメージは。
 「KO決着なら序盤か中盤かな。相手のスタミナもあるし、後半にもつれたらお互いの精神力の戦いになる」

 ――延期決定直後に「いろいろ考えた」とは。
 「100%で臨めるのかという不安が少しあった。決まった当初は、万全で試合に臨めないと」

 ――今年は試合ができないのでは、という焦りはなかったか。
 「できなければしょうがない。来年になったらまた来年と、焦りはなかった」

 ――3団体統一戦でなくなったことで、モチベーションの低下は。
 「カシメロより穴のない選手なので、どう突破口を見つけていくか、カシメロ相手より考えないといけないと、むしろ気が引き締まりました」

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