比嘉大吾 1年10カ月ぶり再起戦は6回TKO勝ち、ボディー連打でダウン奪う
ボクシングの元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(24=白井・具志堅)が13日、東京・後楽園ホールで1年10カ月ぶりの再起戦に臨み、119ポンド(約53・9キロ)契約8回戦でジェイソン・ブエナオブラ(25=フィリピン)に6回TKO勝ちした。序盤は大振りも目立ったが、6回にボディーへの連打で2度ダウンを奪った。
プロデビューから15戦連続KO勝利の日本タイ記録を持つ比嘉は18年4月、同王座の3度目の防衛戦の計量に失敗して王座を剥奪され、試合も9回TKO負け。JBCからボクサーライセンスの無期限停止処分を受けた。一度は辞めることも考えたが「自分にはボクシングしかない」と翻意。昨年9月に練習を再開し、同10月には処分が解除され、現在はWBC世界バンタム級7位にランク入りしている。これで戦績は17戦16勝(16KO)1敗。
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