中島玲 元世界王者・石田順裕会長が期待する新人は6回戦デビュー勝ち

[ 2019年7月12日 19:20 ]

 12日夜、ゴングを迎えるダブル世界戦の前座、ミドル級6回戦で中島玲(寝屋川石田)が6回判定3―0(60―52×3)でデビュー勝ち。相手は13戦7勝(2KO)5敗1分けのキャリアを持つ阪田壮亮(本多)。デビュー戦としては高いハードルで、元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕会長の期待ほどがうかがえる。

 初回に左フック、右ストレートで2度のダウンを奪い、最高の立ち上がり。KO勝ちを予感させたものの、以降は手数が少なめで判定に持ち込まれた。フルマークの快勝にも本人は少し不満げ。
 「正直、納得いかない部分がある。1ラウンドは(効かせた)感触もあったけど、ここで終わらせた方がいいのか、落ち着いてじっくりいくべきか考えた。相手も一発があるから気を抜けなかった」

 3ラウンドで全て出し切るアマで経験豊富でも、プロの6回戦は勝手が違ったようだ。「6ラウンドを戦えるスタミナがあることは分かった。今後はどんどん自分から攻めて内容を良くしたい」と精進を誓った。石田会長は「6ラウンド戦ったのはいい経験。あとは一発当たってからまとめるとか、魅せるボクシングができれば人気選手になれると思う」と期待した。

 中島は大阪府池田市出身で大阪・興国高ではウエルター級で総体3位、東農大ではミドル級で国体と全日本選手権3位の実績を残したアマエリート。身長1メートル67と大柄ではないが、筋肉質のがっしりした体つき。好きなボクサーはヘビー級で絶大な人気を誇ったマイク・タイソン(米国)とカネロことミドル級世界3団体王者のサウル・アルバレス(メキシコ)。「タイソンは背が大きくないのに中に入って倒すスタイルが好き。カネロは逆に体が大きいのに動きが素早くてスムーズで魅せるボクシングをする」。2人を手本にしながら世界チャンピオンを目標に掲げる。
 

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