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黒田雅之 5・13世界戦決定!6年3カ月ぶり大舞台「新元号で最初の日本人世界王者に」

[ 2019年2月18日 14:22 ]

2度目の世界挑戦に闘志を燃やす黒田雅之
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 ボクシングの前日本フライ級王者でIBF世界同級4位の黒田雅之(32=川崎新田)が18日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で会見し、5月13日に東京・後楽園ホールでIBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ(36=南アフリカ)に挑戦すると発表した。

 黒田は2006年の全日本ライトフライ級新人王。11年5月に日本同級王座を獲得し、12年3月に後のWBAスーパー&IBF同級統一王者・田口良一(ワタナベ)と引き分けるなど4度防衛した。13年2月に階級をフライ級に上げて世界初挑戦も判定負け。17年6月に日本フライ級王者となり、4度防衛したが、世界再挑戦のため、昨年12月に返上していた。

 6年3カ月ぶりとなる大舞台へ黒田は「自分の中でドン底を見た。6年かけて戻ってきたけど、戻ってきただけでは終わらせずに、その上を見ていこうと思っている。新元号で最初の日本人世界チャンピオンになりたい」と意気込みを語った。

 ムザラネは09年11月にIBF王座を獲得、10年9月にはゾラニ・テテ(南アフリカ)に5回TKO勝ちして初防衛、4度の防衛後に返上したが、昨年7月に同王座を再び獲得し、大みそかにはマカオで坂本真宏(六島)に10回終了TKO勝ちして初防衛に成功している。

 戦績は黒田が40戦30勝(16KO)7敗3分。ムザラネが39戦37勝(25KO)2敗。

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