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岩佐 再起戦へ仕上がり良好「ボクシングの本質を忘れてた」

[ 2019年2月6日 05:30 ]

IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦   同級3位・岩佐亮佑≪12回戦≫同級5位セサール・フアレス ( 2019年2月16日    米ロサンゼルス・マイクロソフトシアター )

再起戦へ向け、小林会長相手にミット打ちを行う岩佐(撮影・高橋 雄二)
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 前王者の岩佐亮佑(29=セレス)が10日後に迫った再起戦に向け、練習を公開した。フアレスとタイプの似ている岩井大(三迫)を相手に4ラウンドのスパーリングを実施。1階級上の日本ランカー相手に、力負けすることなく激しく打ち合うなど仕上がりの良さをアピールした。

 昨年8月のV2戦でTJ・ドヘニー(アイルランド)に判定で敗れて王座陥落。「ボクシングの本質は殴り合いということを忘れていた」と振り返る。再出発の舞台は米国での挑戦者決定戦。「ありがたい。感謝しかない」の思いは強く、「これで変われなきゃ引退」の覚悟で臨む。

 ドヘニーはWBA王者との統一戦へ向かう動きもあるが、「自分は挑戦権を獲ることしか見ていない」と岩佐。7日にスパーを打ち上げ、10日に渡米する予定だ。

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2019年2月6日のニュース