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藤本、5回TKO負け…日本人初のヘビー級王者ならず

[ 2012年12月31日 20:02 ]

5回、ソロモン・ハウモノにダウンを奪われた藤本京太郎

 ボクシングの東洋太平洋ヘビー級王座決定戦は31日、大阪市のボディメーカーコロシアムで行われ、同級2位の藤本京太郎(26)=角海老宝石=は同級1位のソロモン・ハウモノ(オーストラリア)に5回57秒でTKO負けし、最重量のヘビー級で日本人初の東洋太平洋王者となることはできなかった。

 格闘技K―1で元王者の藤本は消極的な試合運びで手を出せず、5回にロープ際に追い詰められると連打でダウンを喫した。立ち上がったが、直後に右の強烈なフックを浴びてキャンバスに崩れ落ちた。

 ボクシング転向後は5戦全勝(3KO)だったが「まだまだ甘かった。やっぱりヘビー級は厳しいし、難しい」と痛感した様子。世界ボクシング評議会(WBC)同級14位からの浮上を目指したが「これでランクも落ちる。これからどうするか分からない」と意気消沈していた。

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2012年12月31日のニュース