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宮崎亮、判定で新王者に!井岡返上のベルト取り戻した

[ 2012年12月31日 18:40 ]

判定での王座奪取を成し遂げ、井岡弘樹会長(左)、井岡一法トレーナーとともに万感の表情をみせる宮崎

 プロボクシングのダブル世界戦は31日、大阪・ボディメーカーコロシアムで行われ、WBA世界ミニマム級王座決定戦では同級2位の宮崎亮(24=井岡)が同級4位で元王者のポンサワン・ポープラムック(34=タイ)に2―0で判定勝ちし、新王者となった。

 宮崎は4回にポンサワンの右の強打にぐらつき、その後もコーナーに追い詰められる場面もあったが、終始手数で上回り、終盤は相手のスタミナ切れもあって盛り返した。11回には左アッパー、左フックなど強烈な連打で攻勢に出て、中盤以降は激しい打ち合いになった試合を制した。

 序盤、苦戦したこともあり「きょうは20点。試合内容には満足していない」と反省の言葉も口にしながらも「夢だったので、ほんまにうれしい」と喜んだ。

 WBA世界ミニマム級のベルトは同門の井岡一翔(23=井岡)が統一戦で八重樫東から奪ったもので、ライトフライで2階級制覇を目指すため、返上したものだった。

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