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井岡、2階級制覇!日本人最短11戦目で快挙!!

[ 2012年12月31日 20:50 ]

1回、ロドリゲスを攻め立てる井岡

 プロボクシングのダブル世界戦は31日、大阪・ボディメーカーコロシアムで行われ、WBA世界ライトフライ級王座決定戦では、同級2位の井岡一翔(23=井岡)が同級5位のホセ・ロドリゲス(23=メキシコ)に6回TKO勝ちし、2階級制覇を果たした。

 6月にWBC、WBA同級統一戦を制して日本人初の両団体統一王者となった井岡は、階級を上げたことで減量が楽になった分、筋肉を強化。前日に1回目の計量にクリアできなかったロドリゲスとは対照的に絶好のコンディションで1回からダウンを奪うなど押し気味に試合を進めた。6回には強烈な右ストレートでダウンを奪うと、立ち上がったロドリゲスに連打を浴びせて再びダウンを奪うとレフェリーが試合を止めた。

 プロ11戦目での2階級制覇は日本選手としては最短記録。「実感はないですけど、チャンスをいただけたんで、いい結果を出せてよかったです」と井岡。WBA世界ミニマム級王座決定戦を制した同じジムの宮崎と同時チャンピオンとなり、喜びもひとしおの様子だったが、さらに高みを目指し「これからも努力することで結果を残して、夢や目標が達成することを証明し続けたい」と誓った。

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