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ヨードグン屈辱の1回KO「タイミングを間違えた」

[ 2012年1月1日 06:00 ]

WBC世界ミニマム級タイトルマッチ 井岡一翔 1回1分38秒TKO ヨードグン・トーチャルンチャイ

(12月31日 大阪府立体育会館)
 世界初挑戦となったヨードグンは井岡に完膚なきまでに叩きのめされた。開始直後、ボディーと顔面に打ち込まれて劣勢に。右の大振りのフックを返そうとした瞬間、がら空きとなった顎へカウンター気味にアッパーを入れられてキャンバスに沈んだ。

 試合直後は自力で立ち上がれず、担架で運ばれて退場。屈辱の1回KOに「自分のミスとしか言いようがない。パンチを出すタイミングを間違えた」と悔やんだ。

 ▼鬼塚勝也氏(元WBA世界スーパーフライ級王者)井岡の強さが凝縮されていた。勢いがある相手が力強いパンチを振ってくる前につぶした。もともと安定感が魅力の選手。複数階級制覇も夢ではない。

 ▼内藤大助氏(元WBC世界フライ級王者)プロで10試合もやってないのに、とにかく度胸がある。前日は8時間も寝たと聞いた。俺なんか2、3時間だった。心臓に毛が生えている。それも才能だと思う。

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2012年1月1日のニュース