ヤクルト“ベッカム池山”貯金10 足でもぎ取った!12度目逆転勝利で堅首

[ 2026年5月16日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト8―5中日 ( 2026年5月15日    バンテリンD )

<中・ヤ>8回、岩田の2点適時打で生還した並木(左)を迎える池山監督(撮影・椎名 航)
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 最後まで諦めずに走った。ヤクルトがリーグ最多今季12度目の逆転勝利。池山監督は「出てる選手が、カバーして逆転してくれた」とうなずいた。

 足でもぎ取った逆転勝利は世界屈指の献身性と運動量を誇るサッカー日本代表のようだった。3―5とされた直後の8回。1点を返し、なお2死二、三塁で岩田がフルカウントから内角低めのフォークに食らいついた。一、二塁間のゴロに全力疾走で内野安打。二塁走者・並木も一気に生還して逆転し、岩田は「諦めないですし、暗くなることもない。最高の結果になった」と語った。

 「一日のほとんど、野球のことを考えている」という指揮官。W杯のメンバー発表の話題でも自然と監督目線になった。選手の配置が大事になる代表だからこそ「バランスよく、戦術での起用だと思う。考えるところは一緒」と重ねた。この日は途中出場した野手5人全員が安打を記録と適材適所の全員野球だった。

 ベテランの貢献度も同じと言った。W杯5大会連続でFC東京・長友が選出され「ベテランがいるから若手が頑張っていける。不安なところを後押しもしてくれる」と強調した。現役最終年の02年日韓大会時は「私もベッカムヘアを」と笑った指揮官。終盤に一時逆転を許しても笑顔で鼓舞するモチベーターとしてナインの背中を押した。

 9回には死球を巡って両軍ベンチが飛び出し、警告試合となった乱打戦。総力戦でバンテリンドームでの連敗を3で止め今季最多タイの貯金10、2位阪神に今季最大タイの2ゲーム差とした。「こういう試合をモノにできて良かった」。目標のセ界一へ走り続ける。(小野寺 大)

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