東芝・天野幹太郎 同点の9回に勝ち越しの決勝スクイズ成功「何とか食らいつこうと」 JABA東北大会

[ 2026年5月10日 13:04 ]

JABA東北大会予選リーグ   東芝2―1日本製鉄室蘭シャークス ( 2026年5月10日    仙台市民球場 )

同点の9回1死三塁で勝ち越しの決勝スクイズを決めた東芝・天野(提供写真)
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 4月のJABA日立市長杯で優勝した東芝が接戦を制し、予選リーグの初戦を白星で飾った。同点の9回に「8番・三塁」で先発出場した天野幹太郎内野手(24)が勝ち越しとなる決勝スクイズを成功。9回は今季公式戦初登板となった神野竜速(りゅうどう)投手(25)が無失点に封じて逃げ切った。

 「前の3打席の内容が良くなかった中で打席に立たせてもらったので、何とか食らいつこうという気持ちでした」

 天野の気迫と技術が決勝点を呼び込んだ。1―1の9回1死三塁。1ストライクからの2球目は、見逃せばボールかという外角低めの直球だった。左腕を目いっぱい伸ばしてバットに当てる。きっちり一塁線寄りに転がすと、下山が決勝の生還を果たした。

 「こういう場面で自信を持てるようにずっと練習をやってきて、決められたのは良かったと思います」

 広陵(広島)、高知工科大を経て今季が入社2年目。社会人屈指の層の厚さを誇るチームにあって、生き残る術として磨いてきたのが小技だった。

 「自分の仕事はバントであったり、エンドランであったり小技と守備。フォアボールを取るのも自分の強みだと思っているので、その強みを最大限生かしていきたい」

 バント練習では一球、一球、状況を細かく設定。その場面に応じて、どの角度、どの方向へ転がすのがベストかを常に想定し、練習を積んできたという。

 「チームが勝つために自分ができることは何かを常に考え、これからもやっていきたい」

 この日も若手主体のメンバーだったように、日本選手権の出場を既に獲得したことで東北大会は若手の出場機会が増える可能性がある。都市対抗西関東予選(6月1日開幕)に向けて、公式戦では最後となるアピールのチャンス。激しいチーム内競争を続け、戦力の底上げをはかっていく。

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