科学と野球の二刀流?ドジャースタジアムで試合前に子供向け教育イベント

[ 2026年4月30日 03:48 ]

ナ・リーグ   ドジャース―マーリンズ ( 2026年4月29日    ロサンゼルス )

ドジャースタジアムで試合前に行われた、子供向けの教育イベント(撮影・奥田秀樹通信員)
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 ドジャースは29日(日本時間30日)、マーリンズ戦前のドジャースタジアムで、「STEAM Day」と称した教育イベントを開催した。子供たちがスポーツを通じて科学や数学を学ぶもの。平日である水曜日のデーゲームは通常、試合前の人出が比較的少ないが、この日は開始2時間前から球場周辺にスクールバスが並び、スタンドやコンコースには学校単位で訪れた子供たちの姿が目立った。

 「STEAM」とは、「Science(科学)」「Technology(技術)」「Engineering(工学)」「Art(芸術)」「Math(数学)」の頭文字を取ったもの。担当者によると、子供たちは試合のチケットを購入した上で来場し、「Science of Sport」という団体によるプログラムに参加した。スポーツの動きやデータを題材に、科学や数学への理解を深める取り組みだという。

 試合前の多目的エリア「センターフィールド・プラザ」では、子供たちに向けた授業が行われた。ステージ前に集まった児童らにスタッフがマイクを手に説明。周囲には「Vertical Jump(垂直跳び)」「Reaction Time(反応時間)」などと書かれたパネルが設置され、ジャンプ力や反応速度といった体の動きを通じて、スポーツと科学の関係を学ぶ内容となっていた。

 この日の試合開始は午後12時10分。通常のデーゲームより1時間早い設定で、学校団体が参加しやすい時間帯に合わせた。試合開始1時間前のスタンドにも、既に多くの子供たちが訪れ、平日昼の球場には普段と異なるにぎわいが広がった。

 担当者は「子供たちは科学のレッスンやアクティビティを楽しんだ後、試合を観戦する。学校にいる代わりに、球場で一日を過ごせる」と説明した。大リーグの球場を教育の場として活用する試みとして、地域の子供たちに野球と学びを結びつける機会となった。

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