サヨナラ打のタッカー「前の打者たちが素晴らしい仕事」 かみしめる喜び「ここに来られてよかった」

[ 2026年4月28日 15:19 ]

ナ・リーグ   ドジャース5―4マーリンズ ( 2026年4月27日    ロサンゼルス )

<ドジャース・マーリンズ>サヨナラ打を放ったタッカーは手荒い祝福を受ける(撮影・沢田 明徳)  
Photo By スポニチ

 ドジャースは27日(日本時間28日)、本拠でマーリンズと戦い、劇的なサヨナラ勝利で連勝を3に伸ばした。先発・山本由伸投手(27)が1―2の5回に逆転3ランを浴びると、打線はマーリンズのリリーフ陣に苦しんだが、最終回に逆転に成功した。大谷翔平投手(31)は2試合連続の3安打を記録し、チームに貢献。最後はカイル・タッカー外野手(29)がサヨナラ2点打を放ち、球場に歓喜を呼んだ。

 土壇場の9回に王者が勝負強さを発揮した。9回、パヘス、代打・ラッシングが連続四球を選ぶと1死一、二塁から大谷がマーリンズ抑えのフェアバンクスのスライダーを捉え、右翼にエンタイトルの適時二塁打を放ち1点差。1死二、三塁からフリーマンは申告敬遠で満塁に。2死満塁から4番・タッカーが中前にサヨナラの2点打をはじき返した。

 常に冷静な男も気持ちを抑えられなかった。「前の打者たちが素晴らしい仕事をして四球を選んでくれましたし、ショウが大きな二塁打を打って1点差にしてくれました。あの最後の場面で、みんな本当に素晴らしい打席を重ねていました。だから、ああいうチャンスをもらえたこと自体が大きかったです。勝つチャンスがあるときは、いつでもそれをものにしようとしています。本当に大きなイニングでした」と声を弾ませた。

 喜びまでには多少の時間差があった。ニ走・大谷がサヨナラのホームに滑り込むと、球場の興奮は最高潮に達した。「打って一塁へ走り出したときは、まだそこまで大きな歓声ではなかったんです。実際に試合に勝った、ショウが生還した、というところまで少し間がありました。だから一瞬“自分、点数を間違えたのかな?”と思いました。でもそのあと、みんなが走って出てくるのが見えて、球場も一気に大きな歓声になりました。“よし、最高だ。これはすごい”と思いましたね。クールな瞬間でした」と笑う。試合後のインタビュー中にはT・ヘルナンデスらから“祝福のシャワー”も受けた。

 移籍初年度ながら、着実にチームにはなじんできている。「勝利に貢献できるときは、いつでも嬉しい。このクラブハウスの選手たちも、コーチングスタッフも、ここに来てからずっと素晴らしいです。だから、ここに来られてよかったです」と言葉をかみしめた。

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2026年4月28日のニュース