阪神 今季最長4時間58分ドロー 藤川監督通算100勝またお預け…セ界最速更新ならず「また明日」

[ 2026年4月26日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神2―2広島 ( 2026年4月25日    甲子園 )

<神・広(4)>引き分けに終わり、あいさつをして引き揚げる藤川監督(撮影・北條 貴史)
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 あと一歩のところで、セ・リーグ最速記録更新となる監督通算100勝が手のひらからこぼれ落ちた。9回に追いつかれた負けに等しいドローに、藤川監督は悔しさを隠しきれない。会見を35秒で終了。先発の村上を「我慢しながらゲームをきっちりつくってくれましたからね」と評した以外は、報道陣の質問に「そうですね」と同調するにとどめた。最後に「また明日ですね」と短く言い残して席を立った。

 守護神の岩崎が今季初めてセーブに失敗した。中6日の登板間隔が悪い方に作用したか、先頭に四球を与えてしまう。2死までこぎ着けながら、代打・モンテロに投手強襲の適時打を浴びて追いつかれた。4万2623人が入った甲子園が落胆のため息に包まれた。打ち取ったように見えた当たりをはじいた左腕は「ピッチャーゴロです」と悔いた。「全部自分でやっちゃたので、またしっかり次、頑張りたい」。潔く責任を背負い込んだ。

 送りバント失敗が多発したことも響いた。4回は村上、6回は高寺が走者を進められず、延長11回は中野がバントミスによる併殺に倒れた。攻撃のボタンの掛け違いでリズムを欠き、犠飛と押し出し四球による2得点にとどまった。今季最長4時間58分の末の今季初ドローは、不完全燃焼がつきまとった。

 3試合以内に1勝すれば「新記録」だった藤川監督。更新こそならなかったものの、元巨人監督・原辰徳が持つ100勝のリーグ最速記録「167試合」に並ぶチャンスは残されている。26日が、仕切り直しの一戦になる。 (倉世古 洋平)

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