阪神・藤川監督流「計画的メンテナンス」 WBC組の佐藤輝、森下、坂本を試合中止後即帰阪で疲労軽減

[ 2026年4月24日 05:15 ]

<D・神 雨天中止>球場入りする藤川監督(撮影・岸 良祐)
Photo By スポニチ

 阪神・藤川監督がWBCトリオへの「計画的メンテナンス」に乗り出した。DeNA戦が降雨中止になった横浜スタジアム。雨音が響くベンチに腰を下ろした指揮官は、佐藤輝、森下、坂本のコンディション管理の必要性を説いた。

 「WBCのメンバーは(2月の)キャンプを送れていないので、佐藤も森下も(今は)パフォーマンスが良くても長くパフォーマンスを出すことにおいては、ああいう国際大会があると選手はしんどくなる」

 打撃3部門を引っ張る佐藤輝と森下は、数字だけを見ればWBCの反動をみじんも感じさせない。しかし、2度の世界一を経験した藤川監督は、好調の陰に潜む落とし穴を敏感に察知している。「(WBCが)ハイパフォーマンスにつながる時もあるけど。(疲れが出ることを想定して)先回りしてコントロールしたい」。実際、坂本に疲労がみられると指摘。極限の緊張感によって蓄積されたダメージは、練習量で軽減を図るプランだ。

 中止決定後の判断は早かった。即座に3人を帰阪させ、他の主力とブルペン勢にも同様の措置を取った。「帰って治療に充てたり、自分で練習をしたり」。自由な時間を与えてリフレッシュを求めた。143試合の長丁場は、まだ22試合を消化したにすぎない。巧みな手綱さばきが選手をさらに輝かせる。(倉世古 洋平)

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年4月24日のニュース