ホワイトソックス・村上 メジャー新人最長タイ5戦連発 歴史に名刻んだ10号

[ 2026年4月24日 01:30 ]

インターリーグ   ホワイトソックス7-11ダイヤモンドバックス ( 2026年4月22日    フェニックス )

<ダイヤモンドバックス・ホワイトソックス>7回、10号2ランを放った村上(AP)
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 ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が22日(日本時間23日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦で5試合連続本塁打を放った。5戦連発はメジャー新人タイ、球団史上7人目の記録で、ドジャース・大谷が持つ日本選手最長記録に並んだ。さらに、24試合目での10号到達は球団&日本選手最速。記録ずくめのアーチで歴史に名を刻んだ。

 5―10の7回無死一塁。敗色濃厚な展開でも、村上の一振りがチームの空気を一変させた。初対戦となった右横手投げのトンプソンの初球の直球をフルスイング。のけぞるような姿勢のまま打球を見送る。バックスクリーン右への10号2ラン。飛距離451フィート(約137メートル)は、今季のチーム最長本塁打だった。

 「サイドスローという情報はありましたし、ある程度、頭の中で軌道をイメージしながら打席に入りました」

 この日は通常の倍近い報道陣が集結。それでも村上は動じない。「常に同じ準備をして、打席への入り方や集中力を保つようにしています。あまり変わることはないです」。淡々と言い切った。

 5試合連続本塁打は新人最多記録に並び、球団史上7人目の快挙。メジャー通算521本塁打を誇り、背番号35はチームの永久欠番になっているフランク・トーマスら、レジェンドに肩を並べた。偉大な大打者はシーズンで10度、100四球をマークした。村上もここまでリーグ3位の21四球。この日の一発を含めて初球打ち弾が2本と積極的にスイングを仕掛ける一方で、打つべきボールを見極めている。2試合連続の3安打で、一時期は1割台だった打率は・256となった。

 24試合目での10号到達は球団史上最速。1934年のジーク・ボヌーラの記録を92年ぶりに塗り替えた。さらに、日本選手としても最速記録で、大谷が21年にマークした28試合を上回った。球団記録更新には「うれしいです」と喜んだ一方で「大谷超え」については首を振った。

 「(超えたとかは)全くないです。比べるのは申し訳ないくらい。まだまだここから成績を残し続けていければ」

 10号はヤンキースのジャッジを超え、リーグ単独2位。シーズン67本ペースとなったが「まだ始まったばかりですし、そんな大した選手ではないので」とあくまで冷静だった。メジャー1年目。日本が誇る3冠王は、23日(日本時間24日午前4時40分)のダイヤモンドバックス戦で、球団新記録の6戦連発に挑戦する。(奥田秀樹通信員)

 《日本選手&球団初最多24戦10発》☆最長記録 5戦連発は、1983年ロン・キトル(Wソックス)らに並ぶ13人目の新人最長。球団では7人目(8度目)の最長。前記キトル以外に83年グレッグ・ルジンスキー、94年フランク・トーマス2度、03年カルロス・リー、11年ポール・コネルコ、12年A・J・ピアジンスキーが記録。日本選手では25年大谷翔平(ドジャース)と並んで最長。

 ☆24戦10発 「デビューからの24戦10発」は18年大谷(エンゼルス)の6本を上回る日本選手最多。球団では1934年ジーク・ボヌーラの25試合10発を92年ぶりに更新した。歴代では、18~19年アリスティデズ・アキーノ(レッズ)と17年リース・ホスキンス(フィリーズ)の12発、15~16年ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)の11本に次ぎ、16年トレバー・ストーリー(ロッキーズ)らと並ぶ4位。シーズン10号到達は、21年大谷(エンゼルス)の28試合目(投手専念を除く)を上回る日本選手最速。

 ☆アベック弾 モンゴメリーも4戦連発の競演。4戦連発アベック弾は球団初。

 【村上に聞く】《大谷超えに「比べるのも申し訳ない。まだまだここから」》――5戦連発は球団記録に並んだ。
 「うれしい。打線として、いいつながりができている。点は取れている。あとは勝ちをつかむだけ。負けて悔しいけど、切り替えて、この調子を続けて、またたくさん点を取れればいい」

 ――打席内容には満足できているか。
 「常に同じ準備をして、打席への入り方だったり、集中力だったりっていうのを持ち続けている点に関しては、凄くいいことかなと思う」

 ――2桁到達ペースで大谷を上回った。
 「(超えたとかは)全くないです。比べるのは申し訳ないくらい。まだまだここから成績を残し続けていければ」

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