【社会人野球】日本新薬「防御率0・00」の裏に正捕手の駆け引き 2年目・笹原愛斗が導いた予選2戦2勝

[ 2026年4月22日 20:10 ]

社会人野球第76回JABA京都大会予選Cブロック   日本新薬2―0ジェイプロジェクト ( 2026年4月22日    わかさスタジアム京都 )

<日本新薬・ジェイプロジェクト>完封勝利に導き笑顔を見せる日本新薬・笹原(撮影・河合 洋介)
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 社会人野球のJABA京都大会は22日に予選が行われ、日本新薬はジェイプロジェクトを2―0で下して2戦2勝とした。

 前日のNTT西日本戦に続く2試合連続の零封勝利に、松下和行監督は「バッテリーを含めて、よくやってくれました」と言った。

 あえて「バッテリー」と強調した。完封勝利を挙げた遠藤慎也を称えつつ、好投を引き出した正捕手のことも褒めたかったのだ。

 入社2年目・笹原愛斗の組み立ては、押したり、引いたり――。目先を変える配球で1歳上の先輩投手を支えた。

 先発の遠藤は自己最速152キロを誇る本格派ながら、直球だけに頼らなかった。「今日はスライダーが切れていたし、ツーシームも制球できていた」と変化球を生かして被安打5に抑えた。

 打っては5番打者として、初回2死一、二塁で右前への先制打を決めた。

 「(2試合連続零封は)素直にうれしいですね。僕のリードではなく投手がよかったですね」

 九州共立大時代にはプロ志望届を提出するも指名漏れを経験し、地元の福岡を離れて同社に入社。低くて強い二塁送球に自信を持ち、その地肩の強さにNPBスカウトも一目置く中、勝負のドラフト解禁年を迎えた。

 「チームのことしか考えていない。そこで最終的に評価されればいいですけど、まずはチームが勝つことだけです」

 予選2戦2勝の裏には正捕手による駆け引きがあった。

 ◇笹原 愛斗(ささはら・まなと)2002年(平14)7月4日生まれ、福岡県豊前市出身の23歳。小1から豊前ウイングスで野球を始め、小6で捕手転向。八屋中では京築ボーイズに所属。真颯館(福岡)では1年春から背番号19でベンチ入りし、1年秋から背番号2。九州共立大では2年春秋に全国大会出場。50メートル走6秒5、遠投100メートル。1メートル81、87キロ。右投げ右打ち。

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