ロッテ・サブロー監督初サヨナラ勝ち 9回2点差劇的逆転 新チームの“象徴”藤原が8年目で初の大仕事

[ 2026年4月4日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ3―2ソフトバンク ( 2026年4月3日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>9回、サヨナラ打の藤原(中央)はナインと喜ぶ(撮影・西川祐介)
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 ロッテのサブロー監督(49)が3日のソフトバンク戦で開幕から7戦目で初のサヨナラ勝利を飾った。0―2の9回に1点差に迫り、なお2死二、三塁から藤原恭大外野手(25)が逆転の右越え二塁打。開幕から2番を任されるサブロー野球の“象徴”がプロ8年目で初の劇打で応え、再び貯金1とした。

 痛烈なライナーが右翼手の頭上を越える前に、もう選手たちはベンチを飛び出した。2点を追う9回に1点を返し、なお2死二、三塁。藤原が右越え二塁打で8年目にして初のサヨナラ打を飾り、端正なマスクを緩めた。

 「初めてだったので、どうすればいいのか分からず、とりあえず手を上げて…みんなが喜んでくれたので凄くうれしかった。(先発の)毛利が凄く悔しそうな顔をしていたので“これはやらないといけないな”と思っていた。いい形で終われて良かった」

 前日までの日本ハム3連戦では初戦にノーヒットノーランを許し、前夜は寺地のソロによる1点だけと打線が低調。藤原も3日間で7打数無安打と振るわなかった。

 サブロー監督は「1、2番が機能していない」と開幕から1番に固定していた高部を先発から外して岡を起用。4番もポランコから山口に代えた中、2番・藤原は不動だった。終盤3イニングで代打3人、代走2人と次々カードを切り、9回に杉山を攻略。最後の最後に勝利を引き寄せた。

 「もう僕が凄く興奮しました。投手にとって四球は、野手でいうエラーだと思う。向こうがミスしてくれたんで、そこにうまくつけ込めたかな」

 2月28日の西武とのオープン戦。サブロー監督は走塁でミスのあった藤原に対し、「消極的なミスは許さない」と断じて交代を命じた。藤原は「チーム全体を引き締める目的もあると思う」と指揮官の意図を理解。オープン戦打率・385で首位打者を獲得するなど結果を出した。

 北海道から本拠地に戻った試合前には大阪桐蔭時代からスマートフォンに書いてある「ノート」を見返し、打撃ポイントを修正。9回は直球を読み切って一振りで仕留めた。

 昨季日本一のソフトバンクとの初対戦に粘り強く劇勝。サブロー監督は「マリンで負けるわけにはいかないので、明日も頑張って勝ちます!」と宣言した。最下位からの逆襲劇は始まったばかりだ。(大内 辰祐)

 ≪2点差逆転サヨナラは4年ぶり≫ロッテが今季初のサヨナラ勝ち。最終回に2点以上のビハインドから逆転サヨナラ勝ちは22年7月21日西武戦(9回2―4→5―4)以来4年ぶり。ソフトバンク戦では20年8月20日(10回2―4→5―4)以来6年ぶりとなった。なお、CSでは23年ファーストS第3戦で延長10回0―3→4―3でソフトバンクに勝利している。

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