大谷翔平 今季初二刀流出場 3回まで無失点と上々の立ち上がり ラミレスのバットへし折る場面も

[ 2026年4月1日 11:18 ]

インターリーグ   ドジャース─ガーディアンズ ( 2026年3月31日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ガーディアンズ>2回、ネイラーを空振り三振にしとめるドジャース・大谷(撮影・沢田 明徳)  
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 ドジャースの大谷翔平投手(31)が31日(日本時間4月1日)、本拠でのガーディアンズ戦で「1番・投手兼DH」として、今季初めて投打二刀流で先発出場。3回まで無失点に抑える上々の立ち上がりを見せた。

 大谷がマウンドに上がると満員のファンは大歓声で出迎えた。1番のクワンに対しては全球直球勝負。最後は甘く入った速球を右中間へはじき返されたが、中堅パヘスが好捕して1死を奪った。2番デローターは一ゴロ。3番ラミレスに対しては7球目の内角直球でバットをへし折り(結果はファウル)、最後は8球目のスライダーを打たせて中飛に打ち取った。

 2回は4番マンザードを中飛。5番ホスキンスはスイーパーで、6番ネイラーはスプリットでそれぞれ空振り三振に仕留めた。

 3回は7番ロッキオの鋭い投ゴロをグラブではたき落として冷静にアウト。しかし、その後は左手を気にする仕草も見せた。8番アリアスにはこの試合初めての走者となる四球を与え、2死からもクワンに四球を与えて一、二塁のピンチを招いた。2番の途中出場したケイファスのカウント1―1からはABSチャレンジに成功して追い込むと、最後はカーブで三振に仕留めた。

 8強敗退に終わった今春のWBCは、チーム方針もあって投手としての登板はなかった。侍ジャパンの活動期間中は同僚相手の実戦登板で調整。ドジャースに再合流してからはオープン戦で2試合に登板し、計8回1/3を投げて5安打3失点、防御率3.24、15奪三振だった。

 この日の試合前に取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は、2度目の右肘手術から復帰シーズンとなった大谷の昨季と現在を比較し「特に変化球の感覚が良くなっている。昨年も手術明けとしては速球のコマンド(制球)は良かった。ただ変化球はまだ発展途上だった。今はかなり良い状態にある」と話していた。

 今季はDHと両立しながら、初のサイ・ヤング賞にも期待がかかるだけに「一見すると現実的ではないようにも思える。ただ、それができる選手がいるとすれば彼である」と断言。「DHとしても高い生産性を維持しながら、サイ・ヤング賞を狙うことも可能だと思う。日本人投手としてそれを達成できる可能性がある」と高い期待を寄せた。

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