日本ハム・万波 今季に向けた思いや野球との向き合い方の変化について語る

[ 2026年3月31日 06:00 ]

日本ハムの万波
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 【万thly日記】日本ハムが誇る主砲・万波中正外野手(25)が日常をコラムでつづる「万thly日記」。第22回は、今季に向けた思いや野球との向き合い方の変化について。昨年9月27日に腰痛のため1軍抹消した際、改めて実感した野球の魅力を明かしたほか、最近の野球の楽しさや熾烈(しれつ)な外野手争いなど思いを語った。

 今シーズンはやっぱり、優勝したいです。それと同じくらい野球を楽しみたいと思っています。結果が出ればもちろんいいし、出なくても野球自体を楽しめるようにしたい。それが今の自分の目標ですね。

 常に“野球を始めた頃の感覚で”と思いながらプレーしています。放課後に友達と野球するときも、勝っても負けてもとにかく野球という魅力を感じて楽しめていたので、最近はそれで十分なんじゃないかなと思っています。昨年のシーズン終盤に腰を痛めて抹消になったとき、10日間ぐらい鎌ケ谷で過ごしました。そこでは、試合がなくてもやっている野球が凄く楽しかった。「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤する中で、ふと野球自体が好きだなと思いました。

 ここ2年ぐらいは“結果が全て”と思ってプレーしていました。もちろん結果は出すべきですが、それしかゴールがない野球は面白くない。僕が好きになった野球は、そういうところじゃないと感じています。オープン戦で結果が出なくて、3月10日から再び鎌ケ谷に行きましたが“ただうまくなろう”と考えていました。キャンプから持っていたテーマはチャレンジングで、実戦で打席を重ねたら自然とうまくいくんじゃないかなと思っていたので、むしろいいタイミングで2軍に行けました。試合に慣れるという意味でもプラスに捉えています。

 最近、映像に触れている時間も野球ばかりな気がします。各チームのハイライトや、気になった選手の打席とかは毎試合見ます。昔の選手にも興味があります。感覚を頼りに活躍していた方々のプレーを見ていると、今とはまた違った凄さを感じます。(通算474本塁打の)田淵幸一さんの打撃とか。今は科学の進歩でいろいろなことが可視化されていますが、最終的に頼るべきは自分の感覚だと思っています。だからこそ、凄かった人たちの感覚に触れ、共通点を探すことも大事にしています。

 外野手争いも根拠はないけど自信がある…、そんな感じです。もちろん、レギュラーとして試合に出て優勝もしたい。でも、もっと大事にしているもの、自分が好きなものは別のところにあると思ったり…。最近は、変な焦燥感とか不安はもうないです。自分の大切なものを大事にできれば結果は付随してくると思うので。楽しみながら結果が出たら最高です。(北海道日本ハムファイターズ外野手)

 ≪本拠地開幕3連戦「1打席目は、より大事に」≫31日から本拠地開幕となるロッテ3連戦に臨む。敵地ソフトバンクとの開幕3連戦では2発を放つなど、12打数4安打、打率・333をマークした万波は「初戦を取れると勢いづくはず。僕自身もホームの1打席目は、より大事に。北海道でファンの皆さんと一緒に喜べる、そんな結果にしたいです」と力を込めた。チームはまさかの3連敗スタートとなったが、「シーズン最後に“3連敗から始まったな~”と笑い話として振り返ることができるような、一年にしたいです」と切り替えもできている。

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