楽天・荘司「完璧」8回零封 京セラDの悪夢振り払った!「イーグルスは必ず優勝する」

[ 2026年3月28日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天10―0オリックス ( 2026年3月27日    京セラD )

<オ・楽>開幕投手で勝ち星を挙げウイニングボールを受け取る荘司(撮影・椎名 航)
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 初の開幕投手を快投で飾った楽天・荘司はヒーローインタビューで「イーグルスは必ず優勝する。ファンの皆さんもついてきてください」と力強く宣言した。

 4年目で務めた初の大役で8回4安打無失点。23年以来、3年ぶりとなる開幕戦白星をもたらし、悪夢を振り払った。24年5月22日。今回と同じ京セラドームでのソフトバンク戦で地獄を見た。前日は0―21の歴史的大敗。強力打線の勢いを止めるべく、上がった先発マウンドで1死しか取れず5失点でプロ最短KO。「自分の実力不足、それだけです…」と顔面蒼白(そうはく)で引き揚げた。同年はその後1登板のみ。秋には右肘のクリーニング手術を受け、復活を期した昨季も13試合で4勝にとどまった。

 結果が出ず、歯がゆい日々を過ごす中、今季は左手親指側に重心が置かれたグラブを新調した。「めちゃくちゃ投げやすくて自分の想像を上回ってきた」。新グラブの効果はてきめんで、左手に力が蓄えられ、反動で右腕を力強く振れる投球フォームが完成。「140キロの感じで150キロがきたら絶対に打ちにくい」。オフから掲げてきた「力感とのギャップ」を実現した。

 最速155キロを計測し、毎回9奪三振。「真っすぐでしっかりと差し込めて、他の球も生きた。完璧といえるぐらいの内容」と汗を拭った。「強いイーグルスを見せたい」――。晴れ舞台で開幕前日の誓いを体現した。(花里 雄太)

 【直撃コール 父・聡さん(京セラドームで夫婦で観戦)】

 ――開幕戦での初勝利おめでとうございます。
 「本当にホッとしています。援護していただいた野手の皆さんに感謝です」

 ――初の大役で快投した。
 「投げている姿を見て凄く成長を感じました。本当に落ち着いていましたし、見ている親の方が落ち着きがなかったです」

 ――手術を乗り越えた。
 「調子も上がらず、苦しんでいた時期もありましたが、よくここまで頑張りました。今シーズンは、“勝負の年だ”と言っていたので、懸ける思いはかなり強いんだと思います」

 ――今後に期待が膨らむ。
 「大きな舞台を経験させてもらって自信になったと思います。もう若手ではないので、ここからチームを引っ張っていく存在になってもらいたいです」

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