山本由伸 安定感抜群の6回2失点、日本選手初の2年連続開幕白星の権利 先制2ラン被弾も逆転弾に歓喜

[ 2026年3月27日 11:13 ]

ナ・リーグ   ドジャース―ダイヤモンドバックス ( 2026年3月26日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ダイヤモンドバックス>ドジャース先発・山本(撮影・沢田 明徳)  
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 ドジャース山本由伸投手(27)が26日(日本時間27日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦で2年連続の開幕投手を務めた。4回に先制2ランを被弾したが、6回5安打2失点と確実に試合をつくった。安定感抜群の山本の投球に味方も応え、5回に打者一巡攻撃で4点を奪い逆転。日本投手としては史上初となる2年連続開幕戦白星の権利を得てマウンドを降りた。

 大歓声に背中を押されてマウンドへ。先頭のマルテには10球粘られたが、最後はスプリットで空振り三振に仕留めた。2番・キャロルもスプリットで左飛。3番・ペルドモには右前打を許したが、次打者・モレノの打席の際に、二塁へとスタートを切ったペルドモを落ち着いて二塁で刺して、結果的にこの回を3人で終えた。

 3回まで無失点。順調な投球は4回に暗転した。先頭のキャロルに右前打を許すと、次打者・ペルドモに右翼席への先制2ランを浴びた。静まりかえる球場の中心で、山本は打球の行方を見つめ、わずかに首をかしげた。

 先制点を失ったが、ここからが山本の本領発揮だった。先制ソロを許しても乱れることはない。本塁打以降は9人の打者をパーフェクトに封じ、味方の援護を引き出した。5回、連打で無死一、二塁とすると8番・パヘスが左中間席に逆転3ランをたたき込んだ。球場の雰囲気は一転、お祭り騒ぎに。この回打者一巡の攻撃で4得点。パヘスの本塁打が飛び出すと、山本由伸はベンチで佐々木朗希とハイタッチし、満面の笑顔だった。

 開幕戦では昨季のワールドシリーズ連覇を記念し、胸のロゴや背番号が金色に縁取られた特別ユニホームを着用。つばが金色となった帽子には2連覇を意味する2つの星もあしらわれた。昨季も本拠地開幕戦は同様のユニホームだったが、山本は日本での開幕戦登板だったため「金色ユニ」では初めての登板となった。

 万全の状態で新たなシーズンを迎えた。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の侍ジャパンに選出され、今月14日(同15日)の準々決勝・ベネズエラ戦に先発。中5日で先発した20日(同21日)のパドレス戦では5回3安打無失点、初回から3者連続三振など3回までに7奪三振を記録するなど、万全の準備で開幕前最終登板を終えた。

 メジャーで初めての大役を担った昨年は、3月18日のカブス戦(東京D)に先発し、5回1失点の力投で勝利投手となった。2年連続の大役は日本投手では22、23年の大谷翔平(当時エンゼルス)に続く5人目。2年連続白星なら初めての快挙となる。

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