ロバーツ監督「今の段階で他の選択肢は建設的ではない」 佐々木朗希の配置転換を否定、先発ローテで計算

[ 2026年3月24日 14:20 ]

オープン戦   ドジャース7―7エンゼルス ( 2026年3月23日    ロサンゼルス )

試合後、メディアの取材に対応するドジャースのデーブ・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之)
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 ドジャース佐々木朗希投手(24)が23日(日本時間24日)、本拠でのエンゼルス戦に先発。初回は1死も取ることができず、4四死球4失点で降板した。2回からオープン戦特別ルールで再び、マウンドに上がったが、四死球を連発し2回0/3を無安打ながら8四死球の大乱調で5失点。防御率は15.58となった。デーブ・ロバーツ監督(53)は不安定さを露呈した右腕の起用について、従来と変わらない方針を示した。

 初回、先頭のネトに死球を与えると、次打者・トラウトは二塁手の野選で出塁させ、無死一、二塁とピンチを広げた。3番・シャヌエルにはフルカウントから四球で満塁とすると、4番・ソレア、5番・モンカダに連続の押し出し四球を与え、無安打で先制点を含む2点を失った。

 2点を失い、なおも無死満塁の場面で指揮官はベンチを飛び出し、マウンド上で佐々木とハグ。1度目の交代を告げた。オープン戦特別ルールで2回から再び、マウンドへと送り出したが、制球は相変わらず定まらなかった。初回から4回まで全ての回で先頭打者を四死球で出塁させ、4回無死一塁とした時点で2度目の交代を告げた。

 すでに30日(同31日)の開幕4戦目、ガーディアンズ戦での先発を明言しているロバーツ監督。「ただ、言っている通り、彼はシーズン4試合目で先発する。だから、しっかり打者に向かっていかなければならない」と変わらない期待感を口にした。

 大乱調を目の当たりにした。だが指揮官の起用に対する芯はブレない。起用に関する迷いを質問され「彼はこれからも起用する」と断言。「今の段階で他の選択肢を考えることは、建設的ではないと思っている」とあくまでも先発の一角として考えていく意思を示した。

 昨季は5月13日に右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入り。約4カ月間の長期離脱を余儀なくされた。復帰後はリリーフとしてレギュラーシーズンは10試合で1勝1敗、防御率4・46、ポストシーズン(PS)では“守護神”として9試合に登板し、3セーブ、防御率0・84の好成績でチームのワールドシリーズ(WS)連覇に貢献した。

 リリーフへの配置転換、マイナーでの再調整などいくつかの選択肢があるが「できる限りサポートして、ある程度の猶予を与える」と今後も先発として考えていく。「スプリングトレーニングやオープン戦だけで全てを評価することはできない。ただ、内容が良くなかったのは事実だ。求められるレベルはもっと高い。それは本人も分かっているし、我々も分かっている。あとは本番でどうなるかだ」と言う。

 「昨年終盤にはブルペンで重要な場面を任されて、シーズンを良い形で終えた部分もある。その後のオフで、先発としての準備もしっかりやってきた。ただ、春に入ってからリズムをつかめていない。
そこに不安定さがある。それは残念なことではあるが、これがメジャーリーグの世界だ。最終的には結果がすべて。自分で解決して、パフォーマンスを出さなければならない」。信頼感は揺らがない。指揮官はシーズン本番で、佐々木が潜在能力を存分に発揮することを信じる。

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