PL学園元監督・中村順司氏 孫の佐野日大・盛汰にスタンドから声援「“じい”と親父を飛び越えた」

[ 2026年3月23日 19:47 ]

第98回選抜高校野球大会   佐野日大0―2三重 ( 2026年3月23日    甲子園 )

<三重・佐野日大>2回、孫である佐野日大・中村が安打を放ち、笑顔を見せる中村順司氏(撮影・松永 柊斗)
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 PL学園の監督として甲子園春夏6度優勝した名将・中村順司氏(79)が、佐野日大の主将として出場した孫・中村盛汰内野手(3年)をスタンドから応援した。

佐野日大 ド迫力「マグナ」野球応援演奏

 チームは敗れたが、盛汰は2安打。中村氏は「最初のヒットも、最後に意地でね、エース級の投手からライト前に打ちましたね。よく頑張ったなと思いますと目を細めた。

 中村氏は佐野日大の臨時コーチを務め、息子で、盛汰の父である中村猛安氏(46)は福島の強豪・日大東北の野球部顧問を務める高校野球一家だ。

 「小さい時から見てきて、体の使い方とかケガをしないように、野球を長くできる選手になってほしいと思っていました。佐野日大でキャプテンで試合にも出してもらって、レギュラーとして頑張ったのは物凄く成長したなと思います。選手としては“じい”と親父を飛び越えたかなと思いますね」と満足そう。

 チームは初戦敗退となったが、まだ夏がある。「この悔しさを高校最後の夏、頑張ってほしい。きっと、孫だけでなくて、佐野日大の選手も悔しかったと思います。(三重の先発)上田君に翻弄(ほんろう)された。いいところが出なかった。この悔しさを夏に生かしてほしい」と期待した。

 強豪PL学園を率いた名将といえど悔しい試合は同じようにある。「桑田・清原の時も渡辺(智男=伊野商)君という投手に負けてね、その後に一生懸命練習して夏の大会で優勝したとかね。最後の夏に頑張ってほしいなと思います」と、KKコンビも悔しい敗戦をバネにしたと明かした。

 三塁打側アルプス席あ佐野日大応援団でピンク一色に染まった。最終回の2死一、二塁では大音量でチャンテが流れた。

 中村氏は「放送席の上の方から見させてもらいました。最後の佐野日大の応援は凄いなと思っていた。声援が選手を奮起させる。孫のヒットもそうじゃないですか。力強い応援でヒットにつながっていった」と感謝した。

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