金慧成のマイナー降格は「難しい決断だった」ドジャース指揮官はWBCでチーム離脱の影響示唆

[ 2026年3月23日 08:52 ]

エンゼルスとのオープン戦の試合前に取材に応じるロバーツ監督(撮影・柳原 直之)
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 ドジャースデーブ・ロバーツ監督(53)が22日(日本時間23日)、敵地でのエンゼルスとのオープン戦の試合前にメディア取材に対応。金慧成(キム・ヘソン)内野手(27)を傘下3Aに降格させた理由を説明した。

 この日、球団はキム・ヘソンの3A降格を発表。エドマンがオフに右足首の手術を受けたため、開幕は負傷者リスト(IL)で迎えることから「開幕二塁」の座に向けてアピールを続けていたが、2年連続マイナーで開幕を迎えることが決まった。

 指揮官は「非常に難しい決断だった。おそらく今スプリングトレーニングで一番難しかったと思う」と苦渋の判断だったとし「ヘソンはいずれ間違いなくチームを助けに来る存在である。ただ、今回の判断の大きな理由は、彼に毎日プレーする機会を与えることだった。ショート、センター、セカンドなどさまざまなポジションでプレーさせたいが、ここではその出場機会が確保できなかった」とより実戦経験を積んで欲しいこともあり、マイナー降格を決めたと語った。

 その上で「ただし、これはヘソンへの評価を下げるものでは全くない。彼は素晴らしい選手であり、チームメートとしても優れているし、いずれ必ず戦力になると考えている」とシーズン中に必ずメジャー昇格のチャンスがあるとした。

 キム・ヘソンはWBCに出場する前のオープン戦4試合で13打数6安打と好調をキープ。ただ、WBCでは4試合に出場し12打数1安打3打点、打率・083、6三振。日本戦で伊藤大海から2ランを放ったものの安打はこの一発のみに終わった。チーム再合流後は5試合で14打数5安打と毎試合ヒットを放っていたものの、ロバーツ監督は「WBCの時点で、彼のメカニクスは良い状態ではなかったと思う。影響があったとすれば、我々のコーチ陣のもとで継続して取り組めなかったことだ」と大会出場よる影響があったと示唆。「日々の指導と継続したプレー機会があれば、より良くなると思う。代表でプレーしたこと自体は誇りに思うが、日々我々と取り組めなかった点は少し影響したと思う」と語った。

 今後、マイナーで取り組んで欲しいこととして「打席の質、ストライクゾーン管理、チェイスの減少だ」とし「右投手相手では確実に良くなっている。あとはとにかく試合に出続けることが重要だと思う」とより実戦で多く打席に立って欲しいとした。

 開幕後の二塁については「右投手相手はアレックス(フリーランド)が主に守る。左投手相手はミゲル・ロハスがセカンドに入る。サンティアゴ(エスピナル)は左投手相手に三塁でマックス(マンシー)の代役を務めたり、一塁でフレディ(フリーマン)のバックアップにもなる。状況によって内野の複数ポジションをカバーする形になる。基本的には現時点ではプラトーンになると考えている」と起用法を語った。

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