東京ガス・的場北斗 公式戦初スタメンで決勝の2点二塁打 チームは東京都企業春季大会3位に

[ 2026年3月21日 18:48 ]

JABA東京都企業春季大会3位決定戦   東京ガス7―4鷺宮製作所 ( 2026年3月21日    大田 )

決勝の2点二塁打を放った東京ガス・的場
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 東京ガスが競り勝ち、3位で今大会を終えた。4―4の6回に「9番・遊撃」で出場した的場北斗内野手(亜大)が決勝の2点二塁打。好走塁で7点目の生還を果たすなど、新人がチームを勢いづけた。

 「前日の試合に負けていたので、チームとしてここを勝ちきる、ということで試合に臨みました。チャンスだったので、真っすぐが来たらしっかりはじき返す気持ちで振った結果、抜けてくれました」

 打と走で試合の流れを一気に引き寄せた。4点差を追いつかれた直後の6回2死一、三塁。カウント1―1から外角直球を振り抜くと、右中間を破る勝ち越しの決勝2点二塁打となった。続く1番・飯森太慈の中前打では、間一髪、本塁へ生還。「(二塁から)1本で還ってくる練習をしているので、その成果が出たと思います」とうなずいた。

 この日が公式戦初スタメンだった。チームに合流してまだ数カ月だが、野球に打ち込める環境に感謝する。
 
 「先輩方がやりやすい環境をつくってくださっているので、自分も思いきり野球ができている。しっかり自分のやるべきことを、毎日毎日、コツコツやっていこうと思っています」
 
 大阪府出身の22歳。東海大山形を経て、亜大では2年春から二塁の定位置を獲得した。3年秋からは遊撃に固定され、4年時には主将を歴任した。「自分の中では守備が一番。そこを崩してはいけない。守備からリズムをつくって、攻撃につなげていきたい」。今オフは内野守備に磨きをかけてきた一方で、社会人の一流投手の直球に負けないようバットを振り込んできた。決勝打は直球を仕留めたもの。日頃の練習の成果を示した。

 強豪・東京ガスにおいて競争は熾烈を極めるが、隙のないプレーで定位置獲得を狙う。「積極的なプレーとボールに対して命がけで入っていく気持ちでやっています」。これまで支えてくれた母・美花さんへの恩返しも、野球を続けていく上での大きな原動力。「大学時代は応援に来てくれた試合で活躍できなかった。しっかり役割を果たしていく中で、都市対抗で活躍する姿を見せられるように頑張ります」と先を見据えた。

 ▼松田孝仁監督 都市対抗予選を見据えると連敗ができない中で、勝ち切れたことが一番の収穫。終盤に追加点を取れなかったことは反省ですが、今後もいろいろ議論しながらチームをつくっていきます。(3位で大会を終え)粘りが徐々に出てきたと思いますが、もう少し得点力を上げていきたい。(的場は)守備にしても攻撃にしても球際の執着心がある選手。これまでのキャリアで培われてきたもので、ここぞという勝負所で気持ちを前面に出してプレーしてくれている。 

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