日本ハム・達 開幕へ完璧締め!今春実戦計21回2/3無失点&自己最速に迫る155キロマーク

[ 2026年3月21日 06:00 ]

オープン戦   日本ハム1―1ヤクルト ( 2026年3月20日    エスコンF )

<日・ヤ>力投する先発の達(撮影・高橋 茂夫)
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 開幕が待ち切れない。日本ハム・達孝太投手(21)が20日のヤクルト戦で自己最速まで1キロに迫る155キロを計測し、被安打1の4回零封で開幕前最後の実戦調整を終えた。昨季は8勝(2敗)で1軍に定着し、既に29日のソフトバンクとの開幕第3戦での先発マウンドが内定。キャンプから通じて今春実戦は6試合で計21回2/3無失点とし、5年目の大飛躍を予感させる万全の仕上がりを披露した。 

 開口一番、新庄監督が発した言葉が全てだろう。「本日も毎回ですが、達君、言うことなし。何もございません」。試合後に報道陣の前に現れ、達を手放しで称賛した。予定の4回を44球で無失点に抑え、1安打しか許さず3奪三振。開幕前最後の実戦登板を、ほぼ完璧に締めくくった。

 「開幕まで長いですね、やっぱり。キャンプの最初の方から投げているので、もう開幕してほしい」

 達はそう語るほど、仕上がりは抜群だった。初回先頭の長岡を今春最速タイとなる155キロ直球で見逃し三振に仕留めるなど、3者凡退の立ち上がり。味方失策から背負った2回1死一、二塁は北村を遊ゴロ併殺に取って切り抜けた。以降は走者を許さず「直球も出力が出て、変化球も思ったところに投げられたので良かった」と胸を張った。

 まだ春先の段階で自己最速にあと1キロと迫る155キロを計測。決して力任せではない。「全力で投げたというよりも“全速力”で投げたみたいな。そんな感じ」と振り返る。一般的に球速に比例すると言われる並進速度や上半身の回旋速度は、力めば力むほどかえって低下する。無駄な力みを取り除き、最も効率よくボールにエネルギーを伝える新フォームに手応えをつかんだ。

 これでキャンプから通じて今春実戦6試合で計21回2/3を無失点。試合を重ねるごとに直球の威力、変化球の切れ、マウンド上での落ち着きが増している。昨年11月のファン感謝イベントで開幕3戦目に内定。「オープン戦はどれだけ抑えても給料にも反映されないし、ただ自分のエゴになるだけなんで。こっからが本番じゃないですか」と先を見据える。

 敵地・みずほペイペイドームに乗り込む開幕3連戦でも着用する黒と緑の新ユニホームを着用。普段から緑のグラブを使用し「僕以上に似合う人はいないんじゃないかなと思っています」と冗談交じりに心待ちにした。新たな戦闘服とともに最終調整は万全。3・29のマウンドで、その力を証明するだけだ。(清藤 駿太)

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