NTT東日本・井上 雪も寒さも吹き飛ばした!決勝T弾 親友の巨人・泉口に負けじ

[ 2026年3月11日 05:15 ]

第80回JABA東京スポニチ大会・予選リーグCブロック   NTT東日本8-2JR東海 ( 2026年3月10日    等々力 )

<NTT東日本・JR東海>2回、2ランを放ち、笑顔でタッチを交わすNTT東日本・井上(撮影・五島 佑一郎)
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 予選リーグ6試合が行われ、決勝トーナメントに進出する4チームが決まった。雨天の影響で試合開始が2時間遅れたCブロックでは、NTT東日本がJR東海を8―2で下して3連勝で1位通過。入社5年目の井上大成外野手(26)が、大量得点を呼ぶ自身大会2号の右越え2ランを放った。11日に神宮球場で準決勝と決勝が行われる。

 雨にも、雪にも負けず、バットを振り抜いた。NTT東日本の井上が、気温4度の中でチームの心を熱くする快弾一発。自身大会2号の右越え2ランで無傷の3連勝に導き「とにかく強い球に対し強いスイングを心がけた」と振り返った。

 1点先制直後の2回1死二塁。内角高めの直球を豪快に叩いた。「うちの中心選手。何も心配ない」と北道貢監督も信頼する男の一打は、この回大量5得点を呼び込んだ。

 早朝からの降雨のため、試合開始は2時間遅れの正午となった。午前11時過ぎには雨は雪交じりに。客席のファンはブルブルと震える中、井上は「寒いから雪も降るだろう」と冷静だったという。

 雨は開始直前にやんだが、木製バットに硬式球を当てるだけでも、両手はしびれる環境下。それでも入念な準備で結果につなげた。今大会は3試合で9打数4安打の打率・444、5打点の活躍だ。

 社会人5年目。「若手と先輩のつなぎ役が自分の役目」という26歳の心の支えは、青学大の寮で同部屋だった巨人・泉口の存在だ。昨季ベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞した同学年の活躍は日々の楽しみ。「友汰(泉口)は絶対プロで活躍できると思っていた」という親友に負けじとアーチをかけた。

 決勝トーナメント進出で、11日は前身の電電東京時代以来50年ぶりの大会Vが懸かる。「みんなで同じ方向を向いて勝ちにいきたい」。その笑顔は寒さを吹き飛ばすほど晴れやかだった。(大木 穂高)

 ◇井上 大成(いのうえ・たいせい)1999年(平11)5月4日生まれ、神奈川県出身の26歳。相模ボーイズから日大三に進み、3年春の選抜に出場。U18日本代表にも選出された。東都大学野球の青学大では、4年春に1部昇格。NTT東日本入社後、都市対抗には22、24年と2度出場した。1メートル80、80キロ。右投げ左打ち。

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